北欧新婚旅行記95:情熱は国境をこえる
[前回まで]
リサ・ラーソン工房で作品を買った後に隣の食器屋さんはオープンしないのでしょうか?と聞いたら、ヨハンナさんが見てきて選んでいいよと・・
ヨハンナさんの独断でなんかOKが出た。。
このチャンスを逃すわけにはいかない!ヨハンナさんの気が変わる前にそそくさと食器屋に入ると、そこは天国であった。
グスタフスベリを中心にアラビアやロールストランドなどの全てヴィンテージの食器が積み上げられていた。
ヨハンナさんに聞くと全てヴィンテージ食器だそうで信じられない、景色だった。こんなことならもっと換金してきたらよかったと心から思ったが、限りある資金で色々選ぶのがいいんだよなと切り替えた。
ふと入り口を見てみると、我々が入った後にヨハンナさんがなぜか、誰も入れない様に、立ち入り禁止の看板をかけていた。なぜだか全く分からなかったが、もしかしたら我々の熱意がヨハンナさんの心を揺さぶったのかもしれない。いや、もしかしたら大雨の中、芝生で飯食ってたのも、ヨハンナさんは見ていて、その姿が心を揺さぶったのかも知れないとも思った。
狂ったように食器を選んだ。実際、白目でベロも出ていたかも知れない。そのぐらい何かしらの脳の成分が分泌していた。妻は同僚へのお土産は全部食器じゃと言い出し積み上げていたがトランクの容量を思い出し、我に返っていた。
見たこともないリサラーソンの黒光している巨大ブルドックも鎮座していた。ほんもののブルドックぐらい大きかった。もし僕が大金持ちだったら絶対買っていたと思うが、値段は見ていないが私レベルでは手が出せないだろう。
いつかこれを買いにスウェーデンに戻ってやるという目標もできた。
そんな時、観光の方だろうか?英語ではなかったと思うのだが、通路のガラス越しに、我々に話しかけて来る方もいて「あなたたち、どうやって入ったの?」的なことを言ってきていたのかも知れない。
大変申し訳ないが、僕たちが勝手にどんどん店に入れるわけにも行かず、、「ガラスが分厚くて聞こえませんねん」という一世一代の困り顔をさせていただいた。申し訳ない!
もっていた現金は全てここで使った。
お会計の時に、僕ら入って大丈夫だったのか聞いたら大丈夫と言っていたので、安心した。
店舗オーナーへの書置きと売り上げをまとめたものをヨハンナさんが作ってくれた。
帰り際に、日本から来たことを伝えるとヨハンナさんが、思い出したように自分のデスクから何かを持ってきて、日本にリサラーソン販売イベントで行った時に現地の日本人スタッフからこれを貰ったんだけど、なんて書いてあるの?と言って、ゴム判を持ってきた。見るとカタカナで「ヨハンナ」と書いてあったので、あなたの名前だよと。これが「ヨ」、これが「ハ」、と伝えると、ハンコを紙に押して笑っていた。
ヨハンナさんとの印象的な出会いであった
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