北欧新婚旅行記45：バルト海の上で仕事をするとストレスはたまらない
（北欧カフェ巡り14 ）
フィンランドからバイキングラインに乗ってスウェーデンへ移動していた。
予想以上の豪華客船に乗って気分が良すぎた
ノンアルコールビールも進むってもんですよね
バイキングラインにはスパも付いていて、ぬるめのジャグジーやサウナに入れる
そういえばフィンランドにきてサウナに入っていなかったが、ここでギリギリフィンランドでサウナに入れたそうだ
ヘルシンキの蚤の市でなぜか買った海パンがここで活きるとは、というラッキーもあり、スパを満喫した
サウナに入りあったまると、フィンランドの雪山を思わせる、暗く雪が積もった寒すぎる部屋に入って水風呂代わりとした。裸足で雪山に取り残されたような状況で、体育座りで1分耐えるのが精一杯だったが、なぜか北欧を満喫したような気持ちになった
ぬるいジャグジーはバルト海に面していて気持ちが良かった
カフェも数軒入っていて、目移りしたがビュッフェでお腹はいっぱいだったので、コーヒーだけもらってバルト海との2ショットを楽しんだ
コーヒーを飲みながら、パソコンを持ち出し写真の整理や、溜まった仕事などをしようと思った。
なんせ10時間ある
溜まっているメールを見て状況を把握したりしていると、そういう時に限って日本から電話が来て、今大丈夫ですか？みたいになる
休暇中なのだが、どうだろう
このバイキングラインの甲板のソファーに座って仕事してるので、フィンランドの湿気のない日差し、澄んだノルディックの風が「もちろん全然大丈夫です！」と言わせてしまう
話が込み入ってきても
バルト海の穏やかさが、心の毛羽立ちを流していってしまう
そして、今俺はバルト海の上で、ノルディックの風を受けながら仕事をしているインターナショナル人間だ、という誇らしさに満たされてしまった
仕事のストレスなど微塵も感じる隙はない
電話でも、おまかせくださいしか言ってなかったかもしれない
ありがとうバルトの海、ありがとうノルディックの風、ありがとうフィンランド
10時間なんてあっという間だ。
ヘルシンキ出発の14時間便でも良かったかもしれない
そのぐらい快適な船旅だった。
あぁ、スウェーデンが見えてきた
出発の時が来た。
ありがとう、フィンランド
また必ず、必ず
［次回からスウェーデン・ストックホルム編］
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