【語り③】Princess Princess! the MUSICAL 劇中音楽について | ヒラオカンパニー Official Blog

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続き〜〜〜!

 

 

プリプリで使用した

クラシック音楽のご紹介!

 

 

 

【5曲目】

 

ベートーヴェン作曲

交響曲第5番「運命」

 

 

 

ダ・ダ・ダ・ダァーーーン!!!

 

でお馴染みの「運命」

皆さんご存知

ベートーヴェン作曲ですね〜。

 

 

プリプリでは継母のソロ曲

「プリンセスの運命」という

ミュージカルソングになって

登場いたしました。

 

 

本作ではめっちゃ

ギャグ要素満載な

歌詞になっております(笑)

 

 

実は!!!

 

 

「運命」というタイトルは

実はベートーヴェン本人が

つけたわけではないのです!

 

 

 

ここで有名なエピソードをご紹介。

 

 

 

冒頭の有名すぎる

 

ダ・ダ・ダ・ダァーーーン!!!

 

というフレーズ。

 

 

 

「この4つの音は何を表しているのか?」

 

 

と弟子が尋ねたところ、

ベートーヴェンは

 

「運命はこのようにして扉を叩く」

 

と答えたそうな。

 

 

 

このエピソードこそ

交響曲第5番が

 

「運命」

 

と呼ばれるようになった

由来だそうなのですが、、、

 

 

 

実はこの弟子の話、

信憑性低いらしい←

 

 

 

 

楽曲の持つ力と、

「運命はこのようにして扉を叩く」

 

というベートーヴェンの発言が

あまりに大きく捉えられすぎて

すっかり定着してしまいましたが

 

 

「運命」というタイトルは

この作品の本質を表しているわけでは

ないのでは??

 

 

とする声もあるようで、、、

 

現代では「運命」という名称で呼ぶことは

この作品に適していないと考えられているそうです。

 

 

 

とは言ったものの!!!

 

 

やはり

 

ダ・ダ・ダ・ダァーーーン!!!

 

と聞けば誰もが

 

 

 

あ!!

ベートーヴェンの「運命」だ!!

 

 

 

って思っちゃいますよ!!

 

今更「ちがうかも…」って

言われても思っちゃいますって!!

 

 

どう考えても「運命」が

扉を叩く音にしか

聞こえないですって!!

 

 

 

しっかしベートーヴェン、

この曲を作曲したときには

すでに耳が聞こえなくなっていたとか…

 

 

半端ないって、、、

 

それでも作曲するなんて

ベートーヴェンさん

まじ半端ないって、、、

 

 

もしじっくりこの曲を

聞く機会がありましたら

 

 

本当は何を表現している曲なのだろう??

 

 

と考えながら聞いてみるのも

面白いかもですね!

 

 

余談ですが平岡の父は

ベートーヴェンに

めっちゃ似てます。

 

 

本当に余談でした(笑)

 

 

 

 

【6曲目】

 

ホルスト作曲

組曲「惑星」より 木星

 

 

プリプリでは歌ではなく

BGMとして使用致しました〜!

 

 

プリプリをご覧になった方、

この曲が流れる場面を

覚えていらっしゃいますか…?

 

 

ネタバレになっちゃうので

詳しくは言えませんが

本作では無駄に壮大なスケール感で

お送りさせて頂きました(笑)

 

 

これからプリプリをご覧になるかもしれない

皆様はぜひ楽しみにしていてください!笑

 

 

 

さて

この「木星」ですが、

 

歌手、平原綾香さんのデビュー曲

「ジュピター」で知られるようになりました。

 

 

ちなみに平原綾香さんは

私達の母校、洗足学園音楽大学

先輩でございます!!!

 

 

在学中はバックコーラスなどで

一緒に共演させて頂いたことも…!

 

 

 

この「ジュピター」のPVは

洗足にある一番大きなホール

 

『前田ホール』

 

で撮影されているのです!!

 

 

よくカラオケで歌うんですが

PVが流れると、懐かしの前田ホール

めちゃくちゃ映るので

洗足関係者は大変盛り上がります(笑)

 

もう校歌みたいなもんです(笑)

 

 

 

さあ、さっそく話が

脱線しましたが(笑)

 

 

 

作曲者のお名前は

グスターヴ・ホルスト。

 

イギリスの作曲家でございます。

 

 

「木星」はホルストの代表曲

組曲「惑星」の第4曲目にあたります。

 

 

 

組曲「惑星」は

 

・海王星

・火星

・金星

・木星

・土星

・天王星

・水星

 

 

の7つの楽章から成り、

「木星」はその中で最も

有名な曲として知られています。

 

 

惑星を題材にした作品ではありますが、

ホルストさん、この曲を作曲する以前に

 

占星術

 

 

にハマっていたらしい…!!

 

 

まあ「占い」のことなんですが

ホルストさん、この頃40代前半。

 

 

なんかあったんかな…?

 

 

ちょっと心配になっちゃう(笑)

 

 

 

まあそんなこんなで←

 

 

ホルストさんは当時ハマっていた

占星術からヒントを得て

 

 

組曲「惑星」

を作曲した訳なんですね〜。

 

 

「惑星」というタイトルですが

楽章の中に「地球」がないのは

天文学ではなく、この占星術から

着想したからなのだそうです!

 

 

 

組曲「惑星」の中でも

特に人気の高い「木星」

 

 

実はイギリスでは

愛国歌として

親しまれているそうな!

 

 

その名も

 

「我は汝に誓う、我が祖国よ」

(I vow to thee, my country)

 

 

平原綾香さんが

ジュピターで歌っていたあの旋律です!

 

 

歌詞をつけたのは

セシル・スプリング=ライスさん

 

第1次世界大戦の時代、

外交官として活躍していた方だそうな!

 

 

ホルストさん自身によって

歌詞に合うように編曲されました。

 

 

1926年の第1次世界大戦

休戦協定記念式典で演奏されて以来、

イギリスでは戦没者追悼の歌として

歌われるようになりました。

 

 

ちなみにあのダイアナ妃

この歌が大変お好きだったようで!!

 

 

結婚式で演奏されただけでなく

葬儀のときにも

ウィリアム王子の要望で

演奏されたらしいです。

 

 

 

ホルストさんは他にも

たくさんの作品を発表しているのですが

 

この「惑星」があまりに有名すぎて

他の作品が注目されないことに

不満をもらしていたそうな…

 

 

ホルストさん、

 

そんなやんややんや

言うとりますけども

 

 

自分が作ったやつが

愛国歌になってるのって

相当すごいから!!!!

 

 

心に残る「木星」の旋律は

こうやっていつまでも歌い継がれて

いくのでしょうね…(´▽`)

 

 

 

 

【7曲目】

 

ショパン作曲

ポロネーズ第6番

 

 

『英雄ポロネーズ』の名で知られる

ショパン作曲の「ポロネーズ第6番」!!

 

 

プリプリでは舞踏会のシーンで

王子とお客さんたちが

歌っておりました。

 

本作では一度聞いたら

大声で歌いたくなってしまうほどの

忘れられないフレーズと

なっております(笑)

 

 

 

平岡がこの曲を初めて聞いたのは

そう、忘れもしない…

 

 

アニメ

『HUNTER×HUNTER』!!

 

1999年に放送されてた方です!

 

 

第48話の最後の方…

 

ダルツォルネさん

ピアノを演奏してるシーンがあるんですが

 

 

そこで弾かれてた曲が

この「英雄ポロネーズ」なのです!!!

 

 

そうここ!! ここのシーン!!

 

 

 

 

「HUNTER×HUNTER知らねえよ」

 

とか

 

「ダルツォルネって誰だよ」

 

とか

 

色々あるかと思いますが、

 

 

ハンターハンターについては

語りだすと止まらないので

割愛いたします!!(笑)

 

 

 

そんなヤバイ思い入れしかない

ポロネーズ第6番

 

 

作曲したのは

フレデリック・ショパン!

 

 

数多くのピアノ曲を残し

「ピアノの詩人」と呼ばれました。

 

 

 

ポーランドを代表する偉人であるショパン。

 

お父さんはフランス人ですが

若い頃フランスからポーランドに移住。

 

すっかりポーランドに馴染み

そこで出会った没落貴族の娘と結婚。

 

フレデリック・ショパンが誕生しました。

 

 

ポーランドLOVE!!な家庭で育ち

ショパンもすっかり地元(ポーランド)ラブに。

 

 

「英雄ポロネーズ」

そんなポーランド愛

溢れた作品となっており、

 

ショパンの愛国心が伺える

一曲に仕上がっております。

 

 

 

最初にも触れましたが

この曲、正しいタイトルは

 

「ポロネーズ第6番」

 

 

「英雄ポロネーズ」の名で親しまれていますが

「英雄」と名付けたのは実はショパンではないらしい!

 

 

誰が名付けたのかは現在も不明らしいですが

一説によると、弟子や聴衆がこの曲を聞いて

 

 

「英雄」っぽい!!

 

 

と感じてそう呼ばれるようになったそうな…

 

 

 

ベートーヴェン「運命」

同じパターンですね!(笑)

 

 

意外とクラシック音楽の副題には

作者の意図にそぐわないタイトル

がつけられているパターンが多い!!

 

 

しかも現代でも

そのまま呼ばれ続けていたりして…

 

副題ついてるもんだから

演奏者もそのイメージに

寄せてきたりして…

 

 

 

「英雄」のつもりで

書いたんじゃないのに…!

 

 

とかだったら

本当にショパンかわいそう!(笑)

 

 

 

 

あとみんなが気になるであろうポイント

 

「ポロネーズ」ってなんや?

 

という点について

 

 

 

「ポロネーズ」とは!!

歌曲・ダンスの形式の一つ!

 

 

テンポがゆっくりで

もとはポーランドの民族舞踊

だったそうな。

 

 

ちなみにこんな感じのダンスらしいよ!

 

 

 

この動画を見ると

皆様かなりゆったり優雅に

踊ってらっしゃいますが

 

 

「英雄ポロネーズ」で

こんな優雅に踊れんの?

 

 

と疑問に思ってしまう

平岡なのでした(笑)

 

 

ちなみにプリプリは

ショパンの曲が他にも登場します

 

 

てか王子が歌う曲

全部ショパンだ…!!

 

(気付くの遅い…!笑)

 

 

 

次回のブログでご紹介しますね♪

お楽しみに〜〜!!\(^o^)/