【語り①】Princess Princess! the MUSICAL 劇中音楽について | ヒラオカンパニー Official Blog

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皆さんこんにちは!

ヒラオカンパニー代表の平岡です!

 

先日の芸術鑑賞会で

京都立命館中学校さん

お邪魔いたしました!!

 

 

↓セッティングの様子

 

キレイすぎるホールでした…😭

ありがとうございました…😭

 

 

いやはや、京都に行くのは

高校生のときの修学旅行ぶり!

 

時の流れを感じざるを

えませんでした(笑)

 

 

ですが!!!

 

そんなことよりも

お仕事で京都に行けた!!

という感動の方がすごいです。

 

 

さあ、京都立命館中学校さんで

我々がご披露した作品とは…

 

 

Princess Princess! 

the MUSICAL〜〜!!

 

略して『プリプリ』〜〜!

 

 

この作品、平岡が大学4年生の時に

初めて書いた脚本「Princess Princess! 」

という物語をミュージカルにしたものなのです!

 

皆さんご存知の童話「シンデレラ」

元にした20分くらいのストーリーで、

大学の演劇公演で上演させて頂きました!

 

 

このお芝居をミュージカルにすべく、

作曲を「ある御方」にお願いいたしました…

 

 

「ある御方」とは…!!

 

 

私の母校、洗足学園音楽大学の

ミュージカルコース統括教授

 

篠原真先生!!!

 

 

我らが篠原先生、

なんとご出身が京都でして!!

 

先生のふるさとである京都で

先生が作曲してくださったミュージカルを

上演することができたなんて

本当に感無量でございます。

 

 

本番当日はおもわず先生に

お礼のLINEをしてしまいました(笑)

 

 

 

このミュージカルのコンセプト

 

超有名なクラシック音楽を使って

ミュージカルを作ってしまおう!

 

というもの!!

 

 

モーツァルトベートーヴェン

ショパンガーシュイン

などが生み出した

 

超超超〜〜有名

クラシック音楽

 

篠原先生の手により、

素敵なミュージカルソング

に大変身しております。

 

 

 

ストーリーをざっくりご説明すると

 

シンデレラの家族が

もし超絶優しかったら!?

 

という

パロディ&コメディ要素満載

のお話となっております(笑)

 

 

そんな作中に登場する

クラシック音楽の

名曲をご紹介!!

 

 

 

 

【1曲目】

 

モーツァルト作曲

キラキラ星変奏曲

 

 

皆さん一度は歌ったことがあるでしょう!

モーツァルトキラキラ星です〜♪

 

劇中ではシンデレラのソロとして、

また継母や王子が歌う場面もあったりと

様々なシーンで登場しました!

 

 

最初は聞き馴染みのある

かわいい旋律から始まりますが

 

曲が進むにつれてどんどん

早く難しくなっていき、

 

最後には「嘘だろ!?」

言いたくなるほどの

難易度で終わります(笑)

 

 

「キラキラ星」の題名で有名ですが

元々は、当時フランスで流行していた歌曲

 

 

「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」
 ("Ah! vous dirai-je, maman") 

 

という題名なのです!

 

 

モーツァルトはこの歌曲を

ピアノ用に編曲したのですね〜!

 

 

ちなみにYouTubeによると

こんなんらしいです。

 

 

 

あれ!?

歌詞がキラキラ星の

「Twinkle, twinkle,

 little star〜♪」

じゃないやんけ!!


と思った方!!!!

 

そうなのです!!

元の歌詞はラブソングなのです!!

 

 

 

どんな歌なのか、

内容をざっくりいうと

 

「私の彼氏が愛おしすぎて辛い!!」

 

みたいなことを

自分のお母さんに唄っている歌(笑)

 

 

やだ〜…。

こんなんお母さんに言ったら

確実に黒歴史や〜…。(笑)

 

 

 

私達が知っている

キラキラ星の歌詞がついたのは

モーツァルトの死から15年後。

イギリスの詩人によって書かれました!

 

その後、世界中に広まり、

日本でも童謡としてお馴染みの

「きらきら光る〜♪」

の歌詞が誕生したのです!

 

 

 

 

 

【2曲目】

 

ガーシュイン作曲

ラプソディ・イン・ブルー

 

 

元々有名な曲ではありましたが

ドラマ「のだめカンタービレ」

で一般的にも知られるように

なったのかな〜と感じております。

 

 

この曲が生まれたのは

1920年代のアメ〜リカ!!

 

「近代音楽の実験」

というコンセプトの元、

ニューヨークで初演されました!

 

プリプリの劇中では、

オープニングソングとして

歌われました〜!!

 

 

この曲の魅力はなんといっても

ヨーロッパのクラシック音楽

アメリカのジャズ音楽融合!!

 

 

「シンフォニック・ジャズ」

というらしいよ(^o^)!!

 

ガーシュインはこの曲を

わずか2週間で書き上げたらしい!

 

(私もいつもそれくらいで書き上げたい…)

 

 

でもでもガーシュイン、

 

 

「いやまじ締切やばい。

 ほんでもってわし…

 

  実は管弦楽曲は

  作曲したことねえんじゃ!」

 

 

ってことで編曲は他の人が

担当してくれたらしい!(笑)

 

 

それでもピアノの譜面は

初演に間に合わなかったらしい!(笑)

 

 

ので!!!

 

 

本番はガーシュインが

なんと「アドリブ」

演奏したそうな!!!

 

 

素直にすげーー\(^o^)/!!

 

 

 

そして冒頭のクラリネット

グリッサンドで始まるソロ部分、

 

 

あれは実は…!!

 

 

オケのクラリネット奏者が

休憩中にふざけて演奏したものを

ガーシュインが

 

 

「それめっちゃええやんけ!」

 

 

と気に入ってしまい、なんと採用!

楽譜を書き換えちゃったそうな(笑)

 

 

譜面間に合ってないし

クラリネットの人ふざけるし

一見「クセがすごい〜!」

と思われたこの曲、

 

 

ガーシュインや演奏者たちの

楽しい遊び心がたくさん詰まった曲となり

演奏会は見事、大大大成功を収めました!!

 

 

初演の成功により、

「シンフォニック・ジャズ」

の代表作として世界的にも高い評価を

得ることができたのでした〜!!

 

 

 

 

思いのほか語ってしもうた…。

続きは次回のブログにて☆☆

 

お楽しみに〜〜!!!