レバ刺しが食えなくなって、暫くたちますが、別に禁断症状は出ていません。
元々そんなに焼肉屋に行くことも多くはなかったですから。
それでも、家の近くに地元の焼肉屋チェーンの本店があって、お友達とその友達と食いに行ったときも、レバ刺しを注文しようとも思いませんでした。
しかし、もう食えないと思うと「食べたい」というより「悔しい」んです。
なんで食えないかというと、役人の保身のために食文化に介入されたからです。
なにしろ、O-157なんて腸内細菌で牛だって腸以外の部位に入ったら病気になるんですからねえ。
そんな極めて例外的な実験例で、実際に事故が起こったわけでもないのに禁止するのはナンセンスです。
携帯電話の電波で、心臓ペースメーカーが不具合を起こす可能性があるという実験を思い出します。
さんざん鉄道会社の車内アナウンスで、携帯電話の電波が心臓病の人の命取りになると宣伝されて誰か一人でも携帯電話の電波で、心臓ペースメーカーが止まったという事例があるのか!
さすがに鉄道会社もウソに気がついたか、とんと「心臓ペースメーカーが・・・」というアナウンスを聞かなくなりました。
レバ刺しの方は、まだ禁止になったばかりなので当分たべられないでしょう。
どうしてもという向きには、馬レバ刺しがよろしいようで、家の近くの焼肉屋でも馬ユッケは出しているのですが馬レバはありません。
九州、熊本料理の店だと食えるようです。
写真家の阿部秀之先生のブログに紹介があります。
http://ameblo.jp/abe-hideyuki/
消費者及び食品安全担当特命大臣だった松原仁議員が、
「生で食べられるような殺菌方法が開発されれば、また食べられるようになります。」
と言っていました。
なあにを口から出任せ言いやがって、と思っていましたがあるんですね。
あんまり知られていないけど、日本のジャガイモは放射線処理されています。
ここで区別して欲しいのは、放射線処理と放射能汚染とは全く違います。
放射線処理したジャガイモと放射線処理していないジャガイモでは、放射線処理したジャガイモの方が安全です。
ジャガイモの場合は、殺菌が目的じゃなくて毒のある芽を出さない処理です。
一般的には、殺菌・殺虫を目的とすることが多く、WHOでも安全性は確認されています。
X線やガンマ線で殺菌するのは、細菌を活性酸素でやっつけるわけで、放射能で食品が汚染されるわけじゃないんです。
活性酸素自体は、殺菌すると消えてしまいます。殺菌と関係ない活性酸素は、デンプンの一部を糖に変えたり、タンパク質の一部をアミノ酸にします。
つまり、味がよくなっちゃうんですな。
そこら辺を理解できない、金曜日に国会周辺でデモってる放射能ママや放射能ジジは、放射線照射レバ刺しを恐がって食わないでしょうが、ジャガイモは知らずに食っているんです。しかも、放射線照射で美味しくなっているとも知らずに。
まあ放射線照射殺菌が認められるまでは、馬レバ刺しでも食ってみますか。
ところで、馬レバの他にブタレバとかブタハツ(心臓)やら、レバ刺し風コンニャクなんてのがあります。
そういうコンニャク業者が何件も阿部先生のグルメブログに営業をかけてくるんだそうです。
さすがに阿部先生も
「そんな気持ち悪いもの食えるかあ!」
と、おキレになったそうです。
チャンチャン♪