夜更けにこんばんは。

 

平野区でぶっちぎり圧倒的ナンバーワンの銭湯を目指している、

 

入船温泉の店長オオツボですし。

 

お寿司。

 

朝風呂の準備中にブログを書いております。

 

前回のブログ→https://ameblo.jp/hiranoku-irihune/entry-12353589736.html

 

で、業界の話をしたので、

 

せっかくやし、この機会に僕が遠い目で見ている(笑)、銭湯の業界の話をしてみようと思います。

 

皆さんは「サウナの梅湯」という銭湯を知っていますか??

 

京都は五条にある昔ながらの銭湯です。

 

 

ちなみに僕は行ったことはありません。(ないんかい)

 

店主の湊さんが、一度うちの設備が潰れたときにツイッターでお声かけくださったことぐらいしか接点はありません。

 

もう正直僕がわざわざ紹介しなくてもいいぐらい関西では有名な銭湯だと思います。

 

なぜ業界の話をするのに、「サウナの梅湯」の話をするのか。

 

それは「サウナの梅湯」の店主、湊さんは減少し続ける銭湯の業界を唯一かえられるかもしれない、

 

100年に1度の逸材だと思ってるからです。

 

なぜ彼がそんなに凄いのか。

 

彼は元々銭湯が好きで、大学で銭湯サークルを立ち上げて、いろんな銭湯に足を運んでいたそうです。

 

詳しく数字は知りませんが、尋常じゃないぐらいの数の銭湯を回ったみたいです。

 

一度はアパレル業に就職したものの退職し、元々アルバイトで働いていた「サウナの梅湯」の廃業の話をきき、

 

自ら立て直しにかかったんです。(間違ってたらすいません)

 

もちろん廃業の話が出るぐらいなんで、設備もだいぶガタはきていただろうし、なにより利用者が少ない状況で、

 

やろうだなんて正直無茶すぎるお話。

 

無茶だったというのを彼もやりながら毎日後悔するぐらいしんどい思いをしていたと思います。

 

銭湯経営を始める前の僕でも、今の僕なら尚更、絶対に引き受けたくない仕事ナンバーワンかな(笑)

 

でもそんな大変な状況の中、自分のできることを必死こいてやって、

 

彼の人柄、助けてくれる仲間、それを支えるお客さん、いろんな要素も相まって、

 

少しずつコツコツコツコツと頑張って、

 

メディアにいろいろと取り上げられたのもあって、たちまち立て直していくんです。

 

正直僕がいうのもなんだが、かなり強運だといえます。

 

凄すぎる強運。

 

彼の姿を見て、嫉妬をする業界の人もたくさんいたと思います。

 

でもよく考えてください。メディアに取り上げられようと思ってもそんな簡単にできるもんじゃない。

 

僕を、入船温泉を見てください。地元の新聞ですら取り上げてくれない(笑)

 

まぁ、もっとも僕みたいな人間は確実にメディアに不向きなので、

 

よほど魅力を感じることじゃない限り、メディアに出たいとも思わないし、

 

よくわからない取材を受けて、思ってもないようなことを言ったり言わされたりして、信用を落としたくはないですしね(笑)

 

話は戻して、

 

運を引き寄せるのも彼の実力だったということ。

 

正直めちゃくちゃ頑張りはったと思います。

 

どんどん攻めていくのをSNSで勝手にみさせてもらっていてホンマに凄いなと思ってます。

 

全国の銭湯経営者は彼を見習うべき!!!

 

興味のある方は、具体的な内容に関してはネットでぜひ検索してみてほしいと思います。

 

さて、本題です。

 

彼がなぜ100年に1度の逸材なのか。

 

彼は実業家としても凄いのかもしれませんが、なにより「愛」がすごい。

 

「銭湯愛」ね。

 

彼はもう「サウナの梅湯」はある程度信用のおける従業員さんに任せて、

 

違う銭湯をやれるチャンスがあるならやりたいような感じになってる。(と僕は受け止めている)

 

たった3年4年でそう思えるのは正直この時代だから余計に凄い。

 

博打だ。それでも彼はやるだろう。

 

「愛」が大きいので、銭湯が減少していくのを見ていられないから彼自身が頑張ってどうにかしようとしている。

 

まぁでも正直な話、彼1人が頑張ってもたぶんそんなに大きな革命にはならない。

 

彼が身体をつぶすだけ。彼が背負わなくてもいいものを背負うだけ。

 

じゃあ誰が動かなくてはいけないのか。

 

業界自体だろうと僕は考える。

 

このタイミングで動かなくてどこで動くのか。

 

行動もしないで嘆いてばかりいる業界に先はあるのか。

 

彼みたいな逸材をどう大事にしていくかにかかっている。

 

正直今のままだと業界自体の立て直しは難しい。

 

かなり重要な課題だといえる。

 

たまにどこの誰がやるかわからないような銭湯の未来について的な集会?に誘われるのだが、

 

正直全く興味もないし、行きたいと思ったことがない。

 

「銭湯の経営」は「銭湯の経営者」にしかわからないすごい繊細な問題。

 

あえてきつくいうが、外野が騒いだところで、どこにも責任なんかない。

 

文化の継承だのなんだの言ってもなんら意味もない。

 

そもそも昨日のブログにも書いたが、業界の仕組み自体が悪けりゃ、業界の状況は今後も変わらない。

 

悪くなるいっぽう。

 

全国で銭湯がどんどん減っていく。

 

そんな今の仕組みのまま、彼みたいな逸材が活かされず、壊れてしまったとしたら、

 

もう一環の終わり。

 

絶対にそんな状況みたくない。(と勝手に思っている)

 

だからさっさと仕組みを変えるべき。

 

まずは湊さんみたいな「ちゃんと愛をもって銭湯の未来を考えている人」が動きやすくなるような状況をつくって、

 

彼が大いに活躍できる場づくりをして、

 

彼と同じような人をたくさんつくっていかなくては、銭湯の未来は確実にない。

 

後継者がいないと銭湯は続かない。

 

彼の講演会がもし全国各地で行われるなら、ぜひ観に行ってみたい。

 

今のところ銭湯に関わるいろんな集まり?の中で、僕個人が興味がある・観てみたいのは、唯一彼の講演会だけかな??

 

勝手にいうてるだけで、講演会なんてやりたいとも思ってないかもしらんけど(笑)

 

でももしやりたいと思う気持ちが少しでもあるなら、全力で業界は支えて、いっぱいやってもらう機会をつくるべきである。

 

ホンマに彼以上の人間がこれから今後なかなか現れないと思うし、

 

ぜひ業界は彼を活かしてあげてほしいと心から思います。

 

以上、ちょっとだけでしたが、

 

今僕が思う銭湯の業界に対する想いでした。

 

 

 

今入船温泉ではこんなことやってます!!!

 

【レターポット×銭湯】

 

銭湯でギターレッスン

 

銭湯ジャック

 

ブログを届けたい

 

 

ブログの感想等、コメントやレターでいただけると嬉しいですし、

 

お寿司。

入船温泉のレターポット