毎年桜の季節になると、古都・京
都の花見を楽しみたくなる。必ず
花だよりに出てくるような名所を
避けて、散歩がてらに様々な種類
の桜に見入ると、いつも新たな発
見がある。先日は京都府立植物園
の桜林で、オオシマザクラの新種
である伊豆桜にで出会った。白い
大きな花弁が清楚な印象を与えて
いた。桜林を通り過ぎると、桃の
枝垂れやコブシに似た花木などに
見入った。
また賀茂川沿いの紅枝垂れや岡崎
公体を桜一色に包んでくれるよう
な存在感があった。花の種類は違
っても、いずれも豊かな気分にさ
せてくれた。ずっと記憶に残し続
けたい景観であった。その一部の
画像を紹介しておきたい。
(写真は上から京都府立植物園の吉野枝垂れ、伊豆桜、賀茂川
の紅枝垂れ、モモ枝垂れ、平安神宮前のソメイヨシノ)
【2023・3・30】
(なお、このコラムは都合でしばらくの間休載します)