人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 | 【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

創業大正15年、会社設立昭和30年。大阪市平野区で水道工事業をメインに土木、リフォームと事業を広げています。代表の山岡建設社長が、ジャズやロックなどの音楽の話や下手なゴルフの話とほんのすこし仕事話を通じて日々歩み続ける物語です。

お元気様です。

 

このところ連日、テレビを賑わしているのは、

日大アメフト部の道理に反した反則行為のことです。

今回の件に関しては、多くの意見がSNS上で飛び交い炎上し、さながら国民総評論家みたいになり、日大アメフト部のみならず日大の信用を大きく失墜させるところまでいっています。

このままいくと、日大アメフト部は廃部の危機にさらされるでしょうし、もし存続したとしても部員の大幅減少に伴うチーム弱体化はまぬがれないでしょう。

元の強さを取り戻せるようになるには最低10年の年月がかかると思います。

なぜ日大の監督及びコーチの発言及び行為が、あのようになってしまったのでしょうか。

 

元々は監督もコーチももの凄い熱意をもってアメフトに注ぎ込んでいたのだと思います。

現役時代から能力も優れたから、監督やコーチに任命されたのだと思います。

ところが考え方が、勝つためには何をしてもよい、というマイナスの考え方になっていました。

定期戦がなくなってもいいではないか、という発言をしていたそうですが、どう考えてもおかしな間違ったマイナスの考え方です。

そのような考え方で進めていったものだから、あのような結果になってしまったのではないかと思います。

 

また目的と手段という点から考えてもおかしいことだと思います。

学生スポーツの究極目的はスポーツを通じての人格陶冶だと思います。

その手段として、よい成績を残そうとスポーツで一生懸命頑張るのです。

ところが、今回の件は、勝利至上主義に陥っているため、手段が目的化され、手段の手段があのような行為になったのだと推測できます。

 

それと大事なポイントして、指導者の勘違いというのがあります。

日大アメフト部ぐらいの監督になりますと、正直言ってチヤホヤされます。

そこで本人の勘違いが生じてきます。

「俺は偉いんだ!」という勘違いです。

皆が自分の言うことを聞いてくれる。

自分の言ったことは絶対だ。

何年も指導者をやっていると、そのような勘違いが助長され、傲慢な人間性を身につけることになります。

そして謙虚さがまるっきりなくなってしまうのです。

それは今回の記者会見を見ても明らかです。

 

指導者や経営者たるものはもっと人格を高める努力をしていかないといけません。

人格の低い指導者や経営者のもとでは、そこに属している人達の人生を狂わせることになることが出てきます。

もとそれは今回の件を見ても明らかです。

自分自身に傲慢さがないか、謙虚さを忘れていないか、そのようなことを振り返るきっかけになりました。