経営者の皆さん、儲けるにも哲学が必要です。 | 【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

創業大正15年、会社設立昭和30年。大阪市平野区で水道工事業をメインに土木、リフォームと事業を広げています。代表の山岡建設社長が、ジャズやロックなどの音楽の話や下手なゴルフの話とほんのすこし仕事話を通じて日々歩み続ける物語です。

お元氣様です。

企業において利益は出さないことには話になりません。

しかし、ただ利益を出せばいいというものでもありません。

その様な考え方では、お客様の信頼を得ることができず、企業として発展どころか存続すら危ういものになります。

ピーター・ドラッカー氏は、利益について次のように述べています。
「利益などというものは存在しないことを、自分自身にも社会にも徹底的にたたき込まなければならない。存在するのはコストのみである。それは事業遂行のコストである。あるいは労働コスト、原材料コスト、資金コストである。さらには、今日の雇用と明日の雇用のためのコストであり、明日の年金のためのコストである。(中略)真のコストをカバーする利益をあげることこそ、企業の経済的・社会的責任である。」
『すでに起こった未来』より

松下幸之助氏は、
「利益をあげるためだけにこの会社を経営しているかというと、決してそうではない。この会社には利益を超越したもっと大きな尊い使命というものがある。(中略)頂戴した利益は無意味にこれを使うべきではない。よりよき再生産のためにこの資金を使っていく。その一部は従業員の生活の向上ヘ回す。一つは設備へも回す。一つはまた社会ヘ還元していろいろな寄付もする。そうして国民全体として、社会全体として生活をよりよくしていくために、この会社は大きなな役割を受けもっているんだ。」
『パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館』HPより

野中郁次郎氏は、ある経営者の集まる合宿において、「利益とは永続的発展のための未来創造費用である。」と定義されました。

3人とも利益を費用という捉えかたをされているのは興味深いですね。

世の中全体の経営者か利益に対する考え方を深めるだけでも、企業経営が高まっていき、より良い社会ができていくように思うのですが。

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