建設業界の動向と展望~ブラジル音楽(その9) | 【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

創業大正15年、会社設立昭和30年。大阪市平野区で水道工事業をメインに土木、リフォームと事業を広げています。代表の山岡建設社長が、ジャズやロックなどの音楽の話や下手なゴルフの話とほんのすこし仕事話を通じて日々歩み続ける物語です。

お元氣様です。

先日、お取引様で勉強会をするということで参加させていただきました。
テーマは『建設業界の動向と展望』

学んだ事を書き記しますと

①建設業は2020年のオリンピックがピークだと考えられていたが、2018年がピークになりそうである。

②イギリスのEU離脱の影響で経済危機の恐れがある。お金がまわらないと企業は倒産するので、対応策として現預金を持っておくこと。

③建設業は、今後お客様の囲い込みを考えたビジネスを展開していくことを頭に入れる。

④建設業の就業者は1997年に比べて約26パーセント減少しており、若年労働者の減少が著しい。

⑤建設業の就業者に占める女性の割合は、全産業平均の43%に比べ、15%と低く、女性の活用がカギになってくる。

⑥全産業男性労働者の年間賃金総支給額は、536万円。建設業は409万円。

⑦全産業の労働時間は、1987年に2111時間。建設業は1987年は2288時間。2014年の全産業の労働時間は1788時間。それに比べて建設業は2094時間。ほとんど時短が進んでいない。

⑧労働生産性での観点で見てみると、全産業の1994年時点での一人一時間当たりの付加価値は、3326円。1994年時点の建設業は、3125円。2013年になると、全産業は4317円に比べ建設業は2638円と20年の間に労働生産性が低下している。

⑨大阪市内中心部で地価の上昇が見られる。公示価格では45%の上昇ということであるが、実際のところは、2倍から3倍になっている感じである。心斎橋のある土地は1坪6000万円で取引された。ホテル需要のための取引だそうである。

⑩人口の減少と共に建設業は衰退していく傾向にある。建設業者はもっと財務を勉強し、強い財務体質の会社にしていかないといけない。

と学び多き時間でした。