お元氣様です。
本年の最後のブログです。
昭和の時代の大晦日は、年越しそばを食べて、コタツに入ってみかんを食べながら、夜の7時からレコード大賞、夜の9時からは紅白歌合戦、そしてゆく年くる年を見て新年を迎えるというのが相場になっていました。
また民放各局も紅白歌合戦には視聴率でかなわないのでそれほど面白い番組はありませんでした。
でも時代が平成の世になると、民放各局が面白い番組を創り出してきて、紅白歌合戦の視聴率はかなり低下しました。
紅白歌合戦のフィナーレは、『蛍の光』で締めくくります。
『蛍の光』て日本に古くから伝わる曲と思っていたら、大違い。
原曲はスコットランド民謡 「オールド・ラング・サイン」だそうです。
古くからスコットランドに伝わっていた歌で、特に年始、披露宴、誕生日などで歌われるそうです。
日本では、別れの歌として、卒業式によく歌われていますが、パチンコ店でもよく流れています。
1.
蛍の光、窓の雪、
書読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。
2.
止まるも行くも、限りとて、
互に思ふ、千万の、
心の端を、一言に、
幸くと許り、歌ふなり。
3.
筑紫の極み、陸の奥、
海山遠く、隔つとも、
その真心は、隔て無く、
一つに尽くせ、国の為。
4.
千島の奥も、沖繩も、
八洲の内の、護りなり、
至らん国に、勲しく、
努めよ我が兄、恙無く。
歌詞は4番まであるのですが、 3番と4番は別れの歌のイメージとは少し違うような気がします。
今年一年間、ブログをお読みいただき有り難うございました。
皆さん、よいお年をお迎えくださいませ。