『利他の心』が土木工事の原点です。 | 【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

創業大正15年、会社設立昭和30年。大阪市平野区で水道工事業をメインに土木、リフォームと事業を広げています。代表の山岡建設社長が、ジャズやロックなどの音楽の話や下手なゴルフの話とほんのすこし仕事話を通じて日々歩み続ける物語です。

お元氣様です。
今日は11月27日です。
11月27日生まれの方、
お誕生日おめでとうございます。
素敵な1年になさってください。
私の会社の業務内容は、水道工事業が
メインですが、作業内容の中に建機や
人力で穴を掘ったり、穴を埋めたりと
土木的な作業があります。
本日はそんなお話を少々。

飛鳥時代、大化の改新によって国に権力
が集まり、寺院や宮殿は華美を極めました。
しかし、庶民の生活は貧窮の極みでした。
そうした状況下、寺の外に出て民の救済
こそが仏の道であると立ち上がった僧侶
が表れました。
まず民衆の中に飛び込んだのが、
奈良元興寺の僧・道登(どうとう)です。
道登は、宇治川の急流に宇治橋を
架けました。
後年その宇治橋を架け替えた僧・道昭
(どうしょう)は、井戸を掘り、
渡し場の船まで造りました。
そんな技術はどこから来たのか?
古代の僧侶たちは仏教を広めただけで
なく、大陸から様々な技術を持ち込んだ
のでした。
土木技術もその一つでした。
仏教では、他の人のために尽くすことを、
「利他行」といいます。
古代の僧侶は、土木事業という
「利他行」によって人々を救ったのでした。

今日一日、皆様が朗らかに安らかに
喜んですごせますように。