新年、明けましておめでとうございます!

 

 

2024年になりました。

 

 

令和6年でございます。令和になって、もう6年なんですねぇ。平成生まれのキナリは、元号が変わることが初体験だったので、いまだに不思議な気分です。

 

 

「オレ、昭和の人間だからさぁ」なんて言葉を耳にしたりもしましたが、そのうち「オレ、平成の人間だからさぁ」なんて言葉も使われるようになるんですかねぇ。そして、もっと先になると「オレ、令和の人間だからさぁ」になるのかも。オモシロイね。

 

 

 

 

さてさて。

この年末年始は、いかがお過ごしでしたでしょうか。

 

 

キナリは、溶けてしまうくらいノンビリ過ごしておりました。行動のすべての輪郭がボヤけてるというか。ふわんと、ボヤッと、生きておりました。感情の起伏もそこまでありません。

 

 

ほへぇ。ふぅん。はわぁ。ほぉぉ。

 

 

……みたいな感じです。よく分かんないけど。イメージでは、そんな感じ。

 

 

「ダラシない」とは違うんです。いつからか年明けカウントダウンもしなくなったので、わりと規則正しい生活をしています。早寝早起き。でも、なーんか「のベぇ」っとしてる。

 

 

2月に舞台が控えているから、そのセリフ確認もしていたのですが、全くはかどりませんでした!!! 困ったもんだ!!!

 

 

そうなんです。2月に舞台があるんです!

 

 

 

 

 

2024年2月3日~14日 

「兵卒タナカ」 

吉祥寺シアター 

 

一般 6,000円 

お得チケット 5,500円 

U25. 3,500円 

U18. 1,500円 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがたいことに、今回は人生初の「主演」を務めます。

 

 

俳優ならば誰もが夢見る「主演」です。

 

 

16歳のときに初めて舞台に立ち、「いつか主演の作品をやりたいなぁ!」と夢見ていましたが、そんな夢が、ついに実現します。気付けば14年も経っていました。

 

 

そりゃあ、不思議な心持ちになってしまいます。これまで多くの先輩方の背中を見てきたわけですしね。そして、いつからか自分の中にある「主演像」と「自分自身」が一致しないようになってしまった……。

 

 

だから、いろいろと考えてしまうし、不安にもなるし、お腹は痛くなるし、微熱まで出る始末。自分は主演として、どう振る舞えばいいのか。なにをすればいいのか。とにかく思い悩んでばっかりいました。

 

 

でも、いざ稽古が始まると、そんな杞憂は吹っ飛んだんです!

 

 

たのしいっ!!!

 

 

ただ、それだけでした。主演とか関係なかった。とてもシンプル。ただ、ただ、たのしい! だから、目一杯楽しめばいいんだと思いました! むしろ、誰よりも楽しんでしまえばいい! 

 

 

そして、たのしんでいるから笑顔も増えるし、自然と体調もよくなっていく。稽古を重ねるごとに、自分がどんどん元気になるのが分かったんです! 闘うほど強くなるというか、ワクワクが増していくというかね!

 

 

「マンガかよっ!」って感じですが、ほんとうに、本当なんです。

 

 

 

 

劇作家・井上ひさしさんの言葉に「芝居みると、皺がのびる、腰がのびる、寿命がのびる」というものがあるんですが、芝居を「する方」こそ当てはまる言葉なんじゃないかと思いました!

 

 

「芝居すると、皺がのびる、腰がのびる、寿命がのびる」

 

 

これ本当にそうで。

稽古が始まり、みんなで台本を読んでいると、口角も上がり、自然と表情も明るくなるし、姿勢も良くなる。

 

 

人生にハリが出てくるというかね。

 

 

チカラがみなぎってくるんです!

 

 

そして、「主演だから」と勝手に気負っていましたが、稽古場には共演者やスタッフさん方がいる。サポートしてくれる事務所のスタッフだっていてくれる。周りを見たら、家族もいるし、友達もいるし、応援してくれる人がたくさんいる。

 

 

一人じゃないんです。

一人じゃ生きていけないんです。

 

 

キツくなったら「助けて」と叫べばいい。

 

 

けっきょく、やることは同じ。お互いに支え合って、みんなで一生懸命、作品を作り上げればいい。

 

 

楽しく、でも、ラクをしないでね!

 

 

そんなことを考えておりました!

 

 

 

 

 

 

集合写真。

出演・振付の永野百合子さんのお誕生日祝いをしました!

 

 

 

 

 

本読み稽古風景

 

 

 

 

年が明け、いよいよ、これから「立ち稽古」が始まります。セリフを覚え、台本を離した稽古です。

 

 

戯曲の言葉たちが、「人間の言葉」として稽古場に立ち上がってくるんです! 心臓が破裂しそうになるほど緊張しますが、それ以上にワクワクしています!

 

 

子どもっぽい表現なのかもしれないけど、いろいろ悩んだ結果、辿り着いたのは「ドキドキ、ワクワクする、たのしい場所」でした!

 

 

血ヘド吐くくらい、がんばります。

 

 

ぜひ、見に来てくださいね!

 

 

 

 

年明け早々、立ち向かう作品があるというのは、ほんとうに幸せなことです。

 

 

今年は「タナカ」から始まり、そして、この先、どんな役と出会えるのか。

 

 

楽しみで仕方ありません!

 

 

たくさんの役と出会えますように。

 

 

 

 

それでは。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

 

こんな私ですが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

素敵な一年にしましょうね。

 

 

じゃ、また!

 

 

平埜生成。