どうも、平野です。
先日、とても興味深い画像が某SNSに出回っていました。
これは、、、105、、、でも電動、、、?
SNSではこれは新型のDi2仕様の105だと噂になっています。
105電動化の噂は前々から立っていましたが、ここでリーク情報が出てくるとは、、、
そもそも何故105電動化の噂が立っていたのかを説明します。
(ここから結構長めの説明が始まります。予想だけ見たいなら飛ばすことをお勧めします。)
電動コンポーネントの勢力
ロードバイクの電動コンポーネントは機械式と同じくシマノのDi2、スラムのEtap、カンパニョーロのEPSの三強体制となっています。(他にもFSAが出していますが)
それぞれの特徴やイメージとしてシマノは有線、電動コンポーネントといえばこれ!という感じ。
スラムのEtapは完全無線電動でシマノに次ぐナンバーツー。
カンパニョーロのEPSはブルジョア向けの芸術品()という感じとなっています。
今回EPSは除外として、主にDi2とEtapで話が進んでいきます。
スラムとシマノの勢力図
シマノはフラッグシップのデュラエース(R9170)、セカンドモデルのアルテグラ(R8070)でDi2モデルを出しており、
電動部分、ブレーキキャリパーでの値段はR9170は26万円、R8070は13万円ほど。
対するスラムはフラッグシップのRed Etap AXS、セカンドモデルのForce Etap AXSを展開。
電動部分、ブレーキキャリパーでの値段はRedで35万円、Forceで27万円ほど。
シマノは有線でエレクトリックケーブル、ジャンクションなどを別途購入する必要があるのでプラス5万円ほどになります。
流石は世界のシマノ、コスパ最強という感じです。
(左FRed Etap AXS 右Force Etap AXS)
(左R9170 デュラエースDi2 右R8070 アルテグラDi2)
ちなみに、筆者はR8070アルテグラDi2を使用しています。
スラムの宣戦布告(?)
勢力図に動きがみられたのは2021年春。スラムがこんなものを出してきた。
ドン!Rival Etap AXS!
なんとスラムのミドルグレード、Rivalでも無線電動システムを採用してきました。お値段は驚きの12万円!(電動部分とブレーキキャリパー)
当時の私も当然この値段には衝撃を受け、手を出しそうになりました。(ホイールがシマノフリーで使えなかった)
これは明らかに今までスラムのネックだった価格の壁をクリアしている!
実際に2022年モデルでの完成車では多くのモデルがRival Etap AXSを採用しています。
これはシマノに大きな打撃を与えたことでしょう。
シマノの新世代Di2発表
シマノは4年に一度、新世代コンポーネントを発表しているのが近頃の流れでした。
その流れでは2020年の発表、更に偶然か2020年3月はシマノ100周年。
「これは確実に100周年の日に新型デュラエースが発表される!」誰もがそう思っていました。
そし
てきました!100周年へのカウントダウン。
SNSはお祭り騒ぎ。ブログは新型デュラエースの予想で溢れかえります。
運命の日、私もリアルタイムで見ていました。
運命の時。
私は目を疑いました。
そこに現れたのは....
シマノの写真集!!!!!!!!!
これを見ていた人は思いました。「なんでやねん。今が絶好の新型デュラエースの発表のタイミングやろ」と(私だけ)
シマノ100周年と検索すると「シマノ100周年 がっかり」と出る始末。やっちゃいましたね、シマノさん。
時は進み同年夏、やっと新型デュラエースがアルテグラと同時に発表。待ちくたびれたぞ()
R9200系デュラエース
お値段はR9270は29万円、R8170は17万円。
変わったのはセミワイヤレス化、Etap AXSと同じ12速化。それぞれ三万円ほど値上げしている。
スラムは値下げ、シマノは値上げ、、、これでは顧客はスラムにいってしまうということは周知の事実。
ここでSNSでは、スラムではRivalにあたるシマノの105が後を追って電動化するのではないかという説が浮上してきた。
まさかの105Di2!?
正直言って、私は105Di2が出るか、と聞かれればNoと答える人間でした。
これからDi2を出すならおそらく新型の機構で出すだろうし、でも新型の機構を採用するとなると値段は上がる。
それなら旧型のアルテグラDi2(R8070)でよくね?と
そう思っていた矢先、このような画像が、、、、
こ、、これは105Di2!?
これには驚いた。これは本物であると仮定して、105Di2、R7100(仮)の詳細を考察してみます。
R7100の個人的予想
まずR7100では機械式の11速とDi2の12速で別れると考えます。
デュラエース、アルテグラは新型で機械式が姿を消しました。ここで12速機械式が出るという考えもありますが、わざわざ105のために12速機械式を開発するとは思えないし、機械式は11速のままになると思います。
Di2ではディスク、リム共に従来の有線式になると考えます。リム式のR9250、R8150と対応してセミワイヤレスはディスクの特権になると思います。現在のシマノのリムへの対応からリムにはもう力を入れないつもりだと思います。
これが無線になって無線のデュラエース、アルテグラと互換すると新型アルテグラが全く売れない未来が見えますので。
有線、素材で値段を落とし、最終的には旧アルテグラDi2(R8050,70)と同じぐらいの値段で、性能的には旧アルテグラ以上、新アルテグラ未満。総合的にはRival Etapと同じくらいにまとめてくると思います。
今でもスラムの変則能力はシマノには追い付けていないと考えているので、変則性能をウリにしたものだと思います。
以上新型105の予想でした。異論は認めます。 ひらの