天狗岳 その2 西天狗岳へ再チャレンジ~唐沢鉱泉が意外に良かった!
前回からの続きです。
前週の登山で到達できなかった、西天狗岳を、茅野側の唐沢鉱泉から西尾根経由での挑戦です。
前回東天狗岳から見た西天狗岳(↓)。
今回は、以下の地図の赤線、唐沢鉱泉~西尾根~西天狗~東天狗~根石岳~東天狗~中山峠~黒百合ヒュッテ~唐沢鉱泉のルートです。
天狗岳周辺ルートマップ
出典:PEAKS(天狗岳 登山ルート「渋ノ湯を始・終点にして東天狗岳と西天狗岳をめぐる1泊2日の山旅」 | PEAKS (funq.jp))
・青色:稲子湯~しらびそ小屋(みどり池)~中山峠~東天狗~天狗の奥庭~黒百合ヒュッテ~中山峠~しらびそ小屋(みどり池)~稲子湯(前回:天狗岳その1、2023/7)
・赤色:唐沢鉱泉~西尾根~西天狗~東天狗~根石岳~東天狗~中山峠~黒百合ヒュッテ~唐沢鉱泉(今回:天狗岳その2、2023/7)
今日は曇り、午後から雨の予報です。少なくともカンカン照りの登山は避けられそうです。
唐沢鉱泉から直ぐに西尾根への急登。今日は前回のような怠ーい体調ではありません。
尾根道
ガスガスで展望は全くありません。
展望がないときは足元の高山植物に目が行きます。
西天狗岳もガスの中。
一気に山頂に向けて岩を登ります。傾斜が急な割には両手両足使ってすいすい登れます。自分の体形(短足)に合った傾斜・岩場のようです。
西天狗岳登頂。標高2,646m。
西天狗から見る東天狗。前回とは全く違う景色。
そして、前回の終点だった東天狗岳山頂。2,640m。
根石岳に向かって下ります。
砂地に緑の草が波打ったような模様の八ヶ岳連峰の主稜線。
根石岳へ向かう登り
振り返ると、東天狗(右)と西天狗(左)。氷河が削ったカール地形のようにも見えますが、火山の爆裂で残った部分が水で削られたのかも。
西天狗岳
根石岳。標高2,603m。今日はここで折り返します。
東天狗岳経由、中山峠に向け下山。もちろん、前回苦労した天狗の裏庭は避けます。
先週、炎天下息も絶え絶えで登ってきたルートですが、下ってみるとあまり急斜面でもなく、岩もそんなに難しくない。先週あれほど苦しんだのがうそのよう。
黒百合ヒュッテからの下りは楽勝かと思っていたら、北八ヶ岳特有の苔が乗ったつるつる岩の下り道。濡れてすべりやすい。いつもよくコケる苦手なタイプの下りです。
無事に登山口近くまで降りてくると、ふと、硫黄の臭い。
唐沢鉱泉の源泉でした。小さな祠と四隅の御柱。
手前に石が垂直にセットされていて、旧石器時代の遺跡と同じような作り。
透明な源泉とコケ。鉱泉というより湧水。凄い水量。
これを見たら、湯舟に浸かりたくなります。日帰り990円と高いので、恐る恐る行ってみると、午後3時まで。もう3時半すぎてます。
受付にダメ元で聞いてみたら入れてくれました。
登山帰りに日帰りで寄って、気持ちいいので、スケジュール変更して宿泊することにしたおじさんもいました。
裏にはヒカリゴケ。
リベンジ登山と言いながら、結局温泉が一番!
前回の記事はこちら(↓)。
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