入笠山(長野県富士見町・伊那市)その2

 

(前回より続く)

 

さて、おなかも満たして、晴れ間も出て、先ほど花園から蓼科山が見えたので、せめて八ヶ岳連峰のパノラマを見たいと、ゴンドラ駅の方に向かいます。入笠山の北斜面なので八ヶ岳の景色が良く見えるはず。

 

入笠湿原の長い階段を上って:

 

 

 

ゴンドラ駅のカフェには見向きもせず進むと、出ました!八ヶ岳連峰!

 

でも、麓の富士見町や原村は開発が進んでいるので、チョット残念な風景、

 

 

 

まあ、頂上からは一座も見えなかったので、今日はこれでも良しとしよう。

 

 

 

さて、帰ろうかなと思って戻りかけると、「イチヨウラン(一葉蘭)」の看板が。思い出した。ブログ友さんの記事に書いてあったし、テレビでやってたやつだ。付近の花好き風の人に聞くと、「ちょっと行けばまだ見れますよ!」と。うっかり忘れて見逃すところでした。

 

そこで、「入笠すずらん山野草公園」をゆっくり巡ることに。

 

イチヨウランありました!

 

(イチヨウラン・葉が一つしかないのでそう呼ばれるらしい。結構珍しい蘭だそうな。)

 

珍しいと言いながら、結構沢山ありました。(栽培しているので当然か?ただ、見た目は自然に生育しているようにしか見えませんが…。)

 

 

 

 

(これはなんだかわかりませんが多分蘭の一種)

 

 

(ニッコウキスゲ)

 

 

ドイツスズランは終わっていました。

 

ドイツスズランは花が葉の上に出るらしい(日本スズランの花は葉の下)ので、八ヶ岳連峰を背景にびっしり咲けば、絵になるような気がします。これも来年の楽しみへ。

 

 

 

今度は、「ホテイアツモリソウ」なる、珍しそうな花の看板が。コインと同じで珍しいと言われると、つい心惹かれてしまいます。

 

「ホテイアツモリソウ」は野生蘭の王者と言われ、野生での絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧IA類」に区分され、本州では、長野県(ここ富士見町だけ)・山梨県・福井県だけで生育が確認されているそうです。(北海道にはたくさんあったりして…。)

 

 

終わりかけですが、少しだけまだ見れました。

 

 

 

 

(ベニバナイチヤクソウ・紅花一薬草)

 

 

 

 

下山時には雲も取れて、カラ松林の向こうに八ヶ岳連峰の赤岳も良く見えます。

 

 

 

 

 

無事下山して、帰る途中振り返ると入笠山が遠くに見えました。

 

 

 

そして、お決まりの日帰り温泉へ:

 

塩沢温泉。名前・たたずまいが秘湯ぽっかたのですが普通でした。

 

さらに国道20号を東京・小淵沢の方に下ると、山梨との県境の手前に、道の駅・信州蔦木宿の「天然温泉・つたの湯」というのもありました。こちらの方が良かったかな?これも次回の楽しみに。

 

長丁場の一日も温泉で締めました。

 

 

(前回記事は↓)

アジア古代コイン (ameblo.jp)

 

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