みなさん!!
いかがお過ごしでしょうか?

本日は、これです。


東洋医学の基礎的な考えに
「気・血・水」が有ります。
では、「気・血・水」とは、
以下で簡単に書いておきます。

「気」は、生命活動を維持するエネルギー。

「血」は各臓器や組織に栄養分を与える血液。

「水(津液)」は全身を潤す体液。

「血」や「水」は、目に見える事もあって容易に
確認する事が出来るのですが、
気は、早々には見えるものではないのです。


また、「気」が「血」や「水」の前に
記載されている事が殆どなのですが、
これには理由があるのです。

「血」や「水」は、「気」の
エネルギーに依って動かされ、
循環し機能しているのです。


従って「気」の後ろ盾がなければ、
「血」や「水」は動かず機能しないと
云う事になるのです。

従って、「気」というものを
理解し体得しなければ、
ここにいくら書き綴っても、
「机上の空論」でしか無いのです。

では、どのようにしたら、
人体に流れる気を捉え、
そして治療に結びつけるのか?

これは、「鍼灸師」を含め
「治療師全般」の課題でもあるのです。

例え「気」を捉える事が出来たとしても、
「結果」へと結び付かなければ
意味は無いと考えています。


前回、「久しぶりの研修会 」で
講師をして頂いた方は、
「気診法」を勉強し自分なりの治療方法を
30年かけて確立したそうです。

丁稚の世界では、
「40・50はハナタレ小僧」と言います。
いわゆる「匠の技」を自分のモノするのには、
其れ相当の時間が必要になるのです。


個人差があり一概には言えないのですが、
一人前の鍼灸師になるには、
20・30年と言う年月をかけて研究をし
感覚を養わなければならないのです。

つまり、自分が思い描く治療と
それに伴う結果が一致する事。

例えば、ギックリ腰の患者さんの身体を診て、
「ここのツボに刺して、ここをこ~して、
あそこの筋肉を刺激して・・・」と
頭の中でシュミレーションし実際に治療した結果、
這いずって来た患者さんが
飛び跳ねて帰っていく様がシュミレーションと
同じになる事なのです。


しかし、患者さんは、
20年・30年待ってくれません。

当たり前の話ですが、
人間、誰しも1分・1秒足りとも
「痛い」のは、嫌ですからね。


でも、普通に技術を右から左へと
受け継ぐだけでは、
この現代社会から
「置いてけぼり」にされてしまいます。

見えないものの感覚を掴むのに、
何か指標になるものが無いのかと
人間は暗中模索し始めます。


その一つとして、
全ての物質には波動」があります。
人間もまた個々で「波動」があるのです。

また、「波動」は「周波数」でもあるので
一人ひとりで違う周波数出していると
言う事なのです。

更に細かく人体を診ていくと、
経絡にもそれぞれで「周波数」を
出している事に気が付きます。

この周波数と経絡が
リンクする方法を見つければ、
治療へと次のステップを
踏むことが出来るのです。

その一つのやり方が
過去に紹介したメトロノームであり、
これと、腹診とを合せる事で
容易に診断が出来るようになりました。

「メトロノームと経絡の関係」

しかし、容易とは言え何れにしても、
人体に触る以上、治療とは、
「感覚に始まり、感覚で終わる。」と言う事なのす。

とどのつまり、
治療者の感覚を掴むセンスになるのです。


世の中まだまだ広いですね。
私も、「もっと勉強しなければならない!」と
思いましたね。




最後まで読んで頂きありがとうございます。(^人^)



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