人間の身体にはリズムがあります。


仕事等でリズム良く作業すれば、

作業効率も良く疲労度も

意外と低く感じた事を

経験した覚えあると思いますが

如何でしょうか?


実は、人の各臓器にもそれぞれに

リズムがあるのです。

その臓器とリンクするリズムを

載せておきます。


以下のサイトから抜粋しておきます。


http://www.human-world.co.jp/ahaki_world/newsitem/11/0727/110727_1_kanwa.html


陽経:Yan Channel
(回/分):(F/minute)
陰経:Yin Channel
(回/分):(F/minute)
胆経:GB(120) 肝経:LR(108)
小腸経:SI(120) 心経:HT(126)
三焦経:TH(152) 心包経:PC(176)
胃経:ST(132) 脾経:SP(132)
大腸経:LI(108) 肺経:LU(126)
膀胱経:BL(112) 腎経:KI(120)
督脈:GV(104) 任脈:CV(104)



で、実際どのように使うかと言うと

当院のHPでも載せています。


経絡治療は、「証」つまり治療方針を

立てるのに主に「脈診」をするのですが、


当院では、「腹診」をしながら、

メトロノームを使い

どの経絡が、

お腹が一番反応するのかを

診ながら「証」を出していくのです。


ちなみに、

何故「腹診」なのか?

これは、「脈診」は安定して

診ることが出来ないのです。


例えば、治療の予約時間に

10~15分交通状況で

遅れたとします。


これだと、

着いた途端すぐに治療を

始めなければなりません。


こう言う状況だと大抵、

脈拍が上がっています。


この状況可下では、

安定した状態で診れないのは

当たり前です。


脈診に於いては、

腕の動脈で見るのですが、

1本の動脈に対して3本の指を揃え、

宛て行くのです。


又、押さえる力もあり、

「浅部・中部・深部」と

ここでも、3つに分けそれぞれに

関与する臓器を診比べているのです。




ひらまつ治療院

初心者には、人により血管の位置、

指にかける圧力や触る方向は

すべて指先の感覚のみの判断となります。

術者の指先のコントロール次第で

変わってしまうのです。


事実、勉強会などで、

数人の講師に診てもらうと

「証」の診断に違いが出てたのです。



血圧がすぐに変わるように、

脈もすぐに変わるし先生により

診断自体も全く変わってくるのです。


この様な状態では、感覚のみになってしまい

習得にも当然、時間が掛かるのです。


従って、「証」導き出せない以上、

本治法(経絡治療)が出来ないのは

当然の流れなのです。


でも、

決して脈診を

否定している訳では

無いのです。




以上を踏まえて、腹診を見てみると

お腹の方は、割と安定しているので、

「証」つまり、治療方針にブレが少なくなり、

治療効果も確実に出てくるのです。




次に、メトロノームを使用する最大の利点は

臓器とテンポとリンクする値があると云う事、

つまり、基準が視覚的に得られることである。


テンポを基準にお腹の反応点を見つけ出し

更に、絡みの変化を把握する事により「証」即ち、

治療方針を導き出す事が出来るのです。


よって、感覚を得られるも短くなり、

次のステップへ早く移ることが出来ます。




伝統等的な経絡治療は、

流派でかなり異なる所もあり、

先生によっては、

相伝や口伝のみの独特の

治療法もあるみたいですね。

(北斗の拳みたい~v(^-^)v)


従って、習得しものになるまでに

かなりの時間を要するのは、

目に見えてきますね。



伝統を継承することは、

非常に大切なのですが、

世の中が世話しなく動いている

このご時世と共に、

罹る疾病も変わって来ているので、


これらに対して、

治療する側は、

素早く対応出来るように

日々、変化をして行かなければ

ならないと思うのです。



つまり、伝統をベースに

よりよい方法を模索し続け

突き詰める事により、


治療レベルを上げ

後進に繋げていかなければ

ならないと思っているのです。



ちょっと、個人的な思いが

入ってしまいました。


最近は、その時々で使い分けているので、

御所望ならその都度申し上げてください。


一度、ご体験をしてみてください。(-^□^-)





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