休日に家族で立川の昭和記念公園へ。
広い敷地と子供が大喜びの遊具が盛りだくさんで、家族サービスにはもってこいの場所。
当日はとにかく寒く、天気予報でも『平年よりも気温が低い』と言っていたので、防寒対策はしっかりと。
こんな網のビョンビョンできる巨大なやつとか
長い滑り台なんかもあって、子供が喜ばない訳がない。
汗だくになるまではしゃぎ回る子供はTシャツ姿だが、こちらはダウンを着ててもまだ寒いくらいだった。
広場で息子とサッカーもした。久し振りに走り回った。
しかしそれでも寒かった。芯からくる冷えにガタガタ震えていた。
そしてボヨンボヨン飛べるドームで子供を見守りながら、僕は認めたくない事実とようやく向き合った。
これ風邪だと。
この水筒の中身が風邪薬だったらどれだけいいだろうと思った。
それくらい悪寒は全身に広がっていた。
もうこの謎のドラゴン辺りの記憶はほとんどない。
こめかみや関節がガンガン痛み、足元はフラついていた。しかし家族に心配はかけまいと気丈に振る舞った。
娘のこんなにファニーな面白ポーズにも、僕はニコリとも出来なかった。
悪寒と頭痛とめまいで死にそうだったからだ。背景の花畑が黄泉の国への入口に見えた。
家に帰るまでは楽しい雰囲気を壊さぬよう耐え抜こう。そう考えていたが、さすが我が妻。
ダウンのフードを被るといった僕が普段しない行為で異変を感じ取り、バレた。
愛だ。
帰宅後計ると熱もあった。
そして僕のいつもの治療法、ご飯いっぱい食べてスポーツドリンク飲んで寝たら、スコンって治った。
風邪は嫌だけど、これで治る体質も馬鹿っぽくて好きではない。
でもまだ気持ちは弱ってるから、みんなで平子さんを励まそう。