今日は仕事が夜からだったので、家族で中目黒へお花見に。













お花見シーズン中にこちらに車でお出かけする予定のある方は御注意を。周辺の駐車場、闇政府の陰謀かってくらい空いていない。



闇政府は中目黒の駐車場を牛耳り、僕らが泣く泣く隣の祐天寺の駐車場まで行かざるを得なくなった時のデータを取っているのだ。僕くらいになるとだいたい分かる。


















20分ほど歩いてたどり着いた目黒川、桜は7分咲きくらい。

















川を泳ぐカモを『カモメだよ』と妹に教える愚兄。

























一見楽しい食べ歩きに見えるが、お目当だった川沿いの店のランチメニューがお花見期間中のエゲツない価格設定だった為『銭ゲバが』と啖呵を切り、怒りに震えながらケバブと肉巻きおにぎりを喰らっている一枚。




















舐められたくない為、チョコバナナも買い与えてフルコースに。芸能人の富豪ぶりに怯え、逃げ出す群衆の背中も見える。




















今日はもう一つのお目当、娘の少し早めのランドセルの下見に。

お兄ちゃんも買ったお店で色を選ぶ。





















素敵なブラウンに一目惚れ。『これにする!』とはしゃぐ娘。





















綺麗な赤にうっとり。『これにする!』と喜ぶ娘。












この後『水色にする!』と叫び出したので、決断の概念を教育してからまた来る事に。





















楽しく過ごした帰り道。とある青年が『いつも見てます』と握手を求めてきてくれた。


『僕平子さんの事何度かお見かけしてるんです。少し前に奥さんとお台場デートしてる時もすれ違いました。応援しています』



そう真由美にもにこやかに笑いかけ、爽やかに去って行った。






















さて困った



















僕は真由美とお台場デートなどしていない。
















他に思い当たる節も無いが、変に言い訳するのもまた違う。






















祐天寺の駐車場までの長い長い道のりを、僕らは無言で歩き続けた。



昼の陽で咲いた桜も、夕暮れの冷たい風を受け、固い蕾となって身を閉ざした。














これが闇政府のやり方か。