山田ですよ


相談なのですが、今僕は中学生で2ヶ月も不登校となっています。
理由は自分の学校は授業のペースや少し難易度が高くまた部活もほぼ毎日やっているためワガママかもしれませんが少し疲れてしまいました。
それはがむしゃらにやり続けすぎたからかもしれないと自分では思っています。
そんな理由で学校を休みたくないし、学校に早く行かないといけないとも思っています。
また親にもその理由が話せていないため、親にも心配をかけています。
学校に行けば済む話なのですが、2ヶ月も休むと行く勇気が出ません。
誰にも相談できずに平子さんに相談してみてしまいました。
お忙しいのに申し訳ございません。
もしよければ返信よろしくお願いします。
















山田ですよさん、コメントありがとうございます。


その気持ち、死ぬほど分かります。たとえ一日休んだだけでも、昨日まで馴染んでた学校が全く別な場所になったかのような気持ちになって足がすくむ感じ。他のクラスメイトは特別な時間を共有していると思い込んで、自分だけが疎外されているような恐れ。

ここで君が久々に学校に行った場合、どんな事が起こるか考えてみましょう。突然登校してきたクラスメイト。休んでいる理由については様々な噂があったが、当人がやって来た。『おいお前理由聞いてこいよ』『やだよお前行けよ』軽くざわつく中、クラスのおちゃらけ担当が話しかけてくる。そこで君は答える。『何か色々面倒になっちゃって。でも親に悪いし来ることにしたんだ』『へぇ、ああそうなんだ』

リアルな話、こんなんで終わりです。いい意味でも悪い意味でも、僕達一人一人はそこまでセンセーショナルな存在ではないのです。

僕は小学生の時ウンチを漏らしました。教室でです。みんなに見られた。もちろん女子にも。この世の全てが終わったと思った。全生徒に一生笑われ、ずっと蔑みの対象になるんだと生きた心地がしなかった。しかし危惧した波は2日も経てば薄れていき、実際は大したことになりませんでした。その時は話題の全てが自分になってしまうと思った事を幼心にも恥じたものです。

中学の時も成績は180人中178位。偏差値は34というK点超えを叩き出し、母親にわざわざ港に連れて行かれ『どうしたの?』と聞かれました。部活でもテニス→陸上→バスケ→バレーと渡り歩きました。ここでは言えないようなイジメにあった事もあります。なぜか女子に一定期間無視された事もあります。地獄でした。でも学校には通いました。毎日の辛さは良いことへの貯金だと思ったからです。散々貯金を貯めに貯めたら、高校では急にモテたし、大人になったら美人な嫁と可愛くて仕方ない子供達というスペシャルコンボで返ってきました。そんなもんです。

もし君の不登校の理由が『なんか行きづらくなっちゃった』なら、明日から行った方がいい。前述したように、それが話題になるなんて一瞬です。もし『勉強や部活で心が疲れてしまった』という理由が解決してないのなら、ご両親にきちんと説明して行けるようになるまで休めばいい。



まとまりもなく長文になりましたが、一番大切な言葉で締めくくります。自分の事で頭がいっぱいになってしまう中学生という多感な時期。ましてや君のような悩みの最中において、君は御両親を思いやることの出来る人間です。無責任ですが断言します。君は大丈夫。