美しい妻と可愛い子供がいる僕は、もう外に向けてモテる努力をする必要はない。
体型など気にしない。好きなものを好きなだけ食べる、それが健康法だ。
しかし、話が変わった。
ドングリが豊富な山で育った大物のイノシシだ。
決して筋肉の重さではない。
運動はしておらず、ジムなども行っていない。移動も8割車移動。そして40歳を迎えてなお、思春期の如く食べる。
身長が182cm。その標準体重を調べると72kgだそうだ。
約25kgも重い。
25kgだと、おそらく寺田心君1人分くらいだろうか。分からないけど、多分寺田心君くらいだと思う。面倒だからもう寺田と呼ばせてもらう。
僕は平均的な体重の人に比べ、寺田がおぶさった状態で生活している様なものなのだ。
天才子役・寺田を背負って生きるのは、文字通り荷が重い。
モテる為ではなく、家族の為に健康を維持するのは大切な勤め。かといってチマチマ減量をするなど薄ら寒い。
そこで考えたのが『食事前にトレインスポッティングに出てくる“スコットランドで一番汚いトイレ”を思い出すダイエット』だ。
あの地獄の様なトイレを思い出し、食欲を抑制する。3ヶ月もすれば寺田も降り、ユアン・マクレガー体型になれるだろう。
計算の速い方はもうお気付きだろう。逆算すると寺田をおんぶしたユアン・マクレガー、それが平子なのだ。
つまり
ユアン+寺田=平子
平子ー寺田=ユアン
平子ーユアン=寺田
ユアンー寺田=血と骨
なのだ。
言い訳になるけど、花粉症で頭がボ〜ッとしてる状態で書いたんです。