土曜日は予定通り巡回をしました。
我孫子のマンションでは桜の伸びた
枝が少しだけ越境していました。
毎回年末の剪定時に随分と手前で
剪定しているのですが、今年は特に
伸びてしまいました。次回作業時に
とりあえずは先端を切ろうかと思っ
ています。近年の樹勢を考えて年末
の剪定は更に少し手前の位置で剪定
行う予定です。

生垣の衰弱が気になりました。
土壌付近を確認はしませんでしたが
『白紋羽病』かと。この植栽エリア
は白紋羽が発生してしまっているエ
リアで2~3年ほど前にヤマボウシが
枯れて土壌入れ替えをしました。
その後、この直線上の山アジサイが
枯れたことを考えると、、、、、。
根を見ればすぐにわかりますが、
心配事がまた一つ増えてしまいまし
た。段取り等を含めて思案中です。
白紋羽だったり、白絹病だったり、
各現場の過去の発生環境を考えて
みると土壌が弱っている(コンクリ
ートがら混じり等)場合や水はけの
悪い環境、かん水ホース敷設で過
保護に過剰水分を与えている環境
にはとても発生確率が高いようです。
また、前回に土壌入れ替えを行った
発生土壌は残土業者さんへ搬入処分
していますが、残土の積まれた土は
持って行く業者は基本『タダ』です
から、白紋羽のような土壌の病気は
更に増える傾向でしょう。
マンションや戸建て、様々な施設も
埋め戻しはほぼ残土。良い場合、
リサイクルで大きながらを取り除い
ても2~3センチのものは入っていま
すし、コンクリートがらの細かな砂
状のものは入っています。またこの
ような病原菌も入っています。
表層の化粧で良い土を入れる場合も
ありますが、中身はわかりませんよ
ね。

よく、『枯れたから枯れた所に植え
替えて』なんて方々が世間一般的の
考えですが、、、枯れるには枯れた
原因があるのでそれをはっきりさせ
て植え替えることをおすすめしま
す。植え替えてまた枯れることは
避けたいものですものね。