越境したお隣の生垣。どことは言えま
せんが、擁壁より手前の植栽地が弊社
管理物件。葉の入れ替わり時や刈り込
み後は落ち葉が落ちてきて、刈り込み
後は案の定、掃除もテキトーなので
結局ウチが周辺を作業した時に掃除。
どこの物件でもそうですが『お隣に入
らないと作業ができない』っていかが
なものかと。弊社は基本的にはフェン
ス手前で管理。(一部除く)  田舎の家で
ない限り、普通は気をつけるかと思い
ます。造園業者のあるあるですが、
近隣トラブルは皆さんが思っている
以上にあるものです。あまり詳しく
は言えませんが。


また、とある物件では外周に隣接した
市道の歩道が広く、やはり外周生垣が
歩道に約1mも出て、市役所から改善
の指導が入っていました。約1mとは
私としても驚きました。管理してい
る造園業者名を聞いたら納得です。
その後はわかりません。生垣はレッ
ドロビンで傾斜して育っていまし
た。強剪定すると弱るので親切に植
え替え提案はしました。
また、とある物件では隣接した駐車場
にフェンス越えで生垣が越境していま
した。最近聞いたところによると、
以前取り引きしていた(今は全て辞退)
ウチの元請け(大手造園会社)が管理す
る物件のようです。

……しかし、結構こういった造園業者
はいるものです。管理組合も造園業者
に指示できれば、とは思いますが、
一般的に『造園業者に任せておけば、
きちんとやってくれているだろう…』
と思ってしまうのは必然的でしょう。
マンション管理組合においては、理事
の皆さんは毎年のように変わります。
そうなると何もわからずに一年が経過
し終わってしまいます。年間管理の
作業確認はもとより、課題だったり改
善だったりが進まず、5年10年…と過
ぎ去ります。継続的に緑地に関心を持
っていただく組織(委員会など)は必要
不可欠だと私は感じます。

話は少し戻り、こちらのお隣のヒイラ
ギモクセイは虫食いだらけでボロボロ
です。

虫が元気にかじっていました。

ちなみに、弊社管理物件のヒイラギモ
クセイ生垣は下の写真2枚です。


植栽を大切に管理している物件は
大切な資産を守るという共通の認識
や美意識があり、住民の皆さまの意
識が比較的に高い場合が多い傾向に
あると思います。また、住民の皆さ
ま同士のコミュニケーションや理事
会の運営自体が上手くいっているよ
うに私は感じます。よく、マンショ
ンにおいて『植栽はそのマンション
のバロメーター』と言われますが、
確かにそう感じるこの頃です。