『桜が全然咲かなくて…』
弊社が管理している我孫子駅近くの
マンションの以前はそうでした。
4月初めのブログと一部重複します。

桜が咲く前に毎年ブツブツに切る。
剪定とは言っているものの剪定とは
言い難い作業と言えますね。毎年毎年
費用をいただいてせっかく形成された
花芽を開花寸前で切ってしまうのです
から。

向きは建物から線路方向に向いていま
すが近年は下の写真のように咲いてい
ます。枝のクセが強く不自然な枝を取
り除き、徐々に素直な枝へ入れ替えて
適度な大きさを維持しています。

話しはまた別物件となりますが……
先日は新浦安のお問い合わせ物件にて
今の造園業者は『ツツジも花芽ができ
てから切っちゃうんだから、、、何回
言っても』との事でした。造園業者も
色々なので、話してて『えっ❔❔』
と一瞬でも感じたら、たぶんずっと
です。造園業者に限らず、様々な業者
に言えますがね。『ちゃんと仕事をし
てくれているだろう』、『考えて仕事
をしてくれているだろう』……こう思う
のは必然だと思いますが、現実は。

どことは言いませんが、某ショッピン
グモール(イオンモールではありません
)の植栽が傷んで植栽時からずっと殆ど
が黄色い葉。黄色い葉はオーレアとい
う品種でありますが、確実に土壌が影
響しているでしょう。シラカシがずっ
と黄色い葉で元気がなく夜はそれをラ
イトアップ。

ある高層マンションでは建物工事前半
から植栽を植えて、年々衰弱。今は春
なのに黄ばんで衰弱状態。築浅ですが
この先の生育見込みはダメでしょう。

あるタワーマンションではやはり年々
衰弱。樹木先端部から枯れ込んでいて
一帯で開発されたケヤキは枯れ木のま
までした。本当に驚きました。人気エ
リアで広範囲なので信じられません。
どことは言えませんが、様々な要因が
重なりあって『管理』ではどうしよう
もなりません。

皆さん、『いつ気づくか』

今の新築マンション植栽はたぶん取り
返しのつかない域に達している物件が
非常に多いですね。

植物は素直です。

植物に興味ない方であれば『土なんか
何でも育つだろうから、、、』
と思うでしょう。

コンクリートがら混じりの土は弱アル
カリ(植木は弱酸性好むで真逆)であっ
たり、建設時の強固砕石層放置で排水
不良だったりするマンションはとても
多いと言えます。木々も当初から傷ん
でいるものや工事で傷んだものを幹巻
きテープで巻いて本当に酷い物件はあ
ります。いつの段階からなのかは良心
的で正統的な造園業者だったら見てす
ぐわかります。

弊社が管理している物件も同じような
状態でした。住民の方からの相談で約
8年越しでやっとこのゴールデンウィ
ーク明けからディベロッパー主導で
敷地のほぼ全ての土壌入れ替えと樹木
の入れ替え工事が始まります。

どこの不動産ディベロッパー、ゼネコ
ン、造園会社にも教訓として同じよう
なことは決して繰り返さないでいただ
きたいです。

植物には年々良く育って、健全に美し
くに育ってもらいたいですね。😊