きらら創業実践塾卒業生紹介、

第1弾 NUKUcurry&toiro 欠端さん・橋本さん

第2弾 関西ドローン・ラボラトリーズ株式会社 古川さんに続き、第3弾は令和2年度(13期)を修了された

寺澤さんと岡村さんをご紹介します!

 

お二人は子ども達にキャリア教育を提供する

いづみ塾」を運営されています。

キャリア教育ってわかるようでわからない方が多いと

思います。(私もそうでした、、、)

説明して頂けますか?

 

子ども達が夢と目標を持って、充実して可能性にあふれた

生活を送れるよう、社会で必要な力を育む教育です。

もっと簡単に言うと社会に出た時に直接的に役に立つ知識や考え方が学べる塾です。

自分で考え、チャレンジし、目標を持って学び、

自ら問題解決していける、そんな子どもになれる

カリキュラムを用意しています。

(キャリア教育授業風景)

 

岡村さんは学習塾で子ども達と関わる中で

本当に必要な教育はこれだ、私がしたい教育はこれだと

新たにキャリア教育塾を始めることにされたんですよね。

そしてキャリア教育塾を作ろうと

新たにタッグ組まれたのが寺澤さん。

スタートしたばかりの新規事業の成功を目指し、

きらら創業実践塾に入塾されました。

 

元々きらら創業実践塾の存在は知っていました。

岡村さんと出会い、キャリア教育塾を一緒に作り上げようということになり、改めて創業実践塾について調べました。

法人設立も目指しているので色々経営に関する知識を

ちゃんと勉強したくなったこと、

創業者仲間とコミュニティが作れそうだと思ったこと、

カリキュラム内容を見ると得るものが沢山ありそうだと

思い、入塾を申請しました。

 

そうした期待を持って創業実践塾に入塾頂きましたが、

昨年度はコロナの影響で創業実践塾の開講が2ヶ月遅れて

しまいました、、、

2ヶ月お待たせしてしまいましたが

いづみ塾のお二人はその間もオンライン授業を始めるために補助金を申請されたり、事業計画書の作成の相談に何度も

ひらっくにいらっしゃったり、「今できること」を積極的にされていましたね。

 

時間を無駄にはしたくはありませんでした。

コロナだから諦めることを考えるのではなく、

何ができるのか、これから必要なことは何かを二人で考え

話し合いました。貴重な時間になったと思います。

 

そして6月に創業実践塾が開講。

3月までの10ヶ月間通われた創業実践塾、

いかがでしたか?

 

色々な授業がありましたが私は特にゲームで経営を学ぶ

授業が印象的でした。

自分が社長となり、売上などの経営数値を見ながら

来期の目標などを設定していくゲームは、

見通しの甘さや状況判断力など自身の足りていないところがよくわかりました。

ゲームではありますが、実践形式で学ぶから「自分ごと」になり、帳票の書き方も頭に入りやすかったです。

私の塾でもゲームを使って学びますが、

実践形式の大切さを改めて実感できました。

 

その他の授業でも講師から色々な助言を頂いたことで

当初は思ってもみなかった視点ができ、

いづみ塾の目指す方向が定まっていきました

 

私はそれぞれのビジネスプランを皆で考えブラッシュアップしていく後半の授業が楽しかったですね。

この事業の価値は何か?強みの活かし方を皆で考えて

精度を上げていく時間。

多くの気づきを得ることができ自分の事業にも反映でき

ました。

 

寺澤さんは授業の中で特に積極的に発言されていた

印象です。

昨年度はコロナの影響で創業実践塾初めてのオンライン

講義も実施しましたが、そこでもお二人の積極的な

発言きっかけで他の塾生さん達も巻き込んでの

活発な意見交換が生まれていました。

 

せっかくみんなと意見交換できる場なのでどんどん発言

しました。

実践を通して学ぶ、基本はアウトプットありき。

何のために使うかわからないインプットは意味がないと

思っていて、いつもアウトプットを意識していました。

創業実践塾で学んで感じたことはいづみ塾の在り方の

ヒントにもなりました。

 

入塾前と後で何か変わりましたか?

 

目的地が変わりました。

上がったというか先が広がったというか。

自分達の事業は「世の中のために何ができるのか」までを

考えるようになりました。

塾長の真田先生が繰り返し塾生に問われた

「どんな価値を提供できるのか?」を常に考えています。

 

それぞれの専門の講師から濃い内容の授業を受け

同じように創業を目指す仲間と意見交換することで、

自分ひとりで学ぶよりもはるかに深く学ぶことが

できました。

なぜ私が今この事業をしているのかを、より深く掘り下げ、明確にすることができたと思います。

 

現在の事業の状況を教えてください。

 

子ども達の主体性、実践を大切にするために

アウトプットできる場を作ることが重要と考えて

イベントの企画開催に力を入れています。

共催でしたが先日オンラインで開催したイベントには

200人もの参加があり盛況でした。

子ども達はクイズコーナーを担当して

出題用にパワーポイントでスライドを作ったり

動画編集に挑戦しました

 

「次世代の教育」と言いますが学校教育が時代に追い付いていないと感じます。

こういう言い方は何ですが、“稼げる子ども”を作りたい。

より具体的に、思考力を育てるだけでなく

それをちゃんと使える力を子ども達が身に付けられる

ようにしたい。

そしてとにかく「楽しく」学べる塾を目指しています

(いづみ塾授業風景)

 

一度いづみ塾の生徒さんにお目にかかったことが

ありますが、積極的に、堂々と自分の意見を発言されて

いる姿がとても印象的でした!

 

今後の課題は何ですか?

 

子ども達を教える中で私自身の成長が大事だと

痛感しています。

もっと人間力が必要だと。自らの修行が課題ですね。

自分も日々成長しながら子どもたちがもっと色々な事を

自分からできるような塾にしていきたいです。

子ども起業家を輩出するのを目標としています。

 

先生が積極的に学んでいる姿も子ども達には

大きな学びになるはず!

起業家の先輩として頑張ってくださいね。

 

創業実践塾の同期の仲間とは今もLINEグループで繋がって

います。

一緒に始めたいことが色々あるのでこれからが楽しみです。

私も5年以内には法人を立ち上げたいと思っています。

 

最後にこれから創業を目指す創業実践塾の後輩に

アドバイスを頂けますか?

 

とりあえずやってみることが大事だと思います。

チャレンジあるべし、迷っているならとりあえず実行。

迷っている時間はもったいないです。

 

好きなことを仕事にするのは難しい部分があると思います。

「好き」も大事ですが、「得意なこと」を仕事にするのを

おすすめします。

そして創業実践塾では教えてもらうという受け身ではなく、どんどん質問や意見を出して積極的に学んでください!

 

インタビューの間お二人から「創業実践塾でこんなこと

したらどうですか?」とあれこれアイデアを頂きました。

参考にさせて頂きます!

 

そういえば創業実践塾は年齢制限は特に設けていないので、いづみ塾のお子様が起業を目指して創業実践塾にも入塾!

なんてこともあるかなと考えるとわくわくしてきました。

 

寺澤さん、岡村さん、ありがとうございました!