半分近く減った物は国内のネクタイの流通量だそうです。そうですクールビズが今年で10年なんだそうです。
読んだ記事ではネクタイ関連団体から官邸に「ノーネクタイ」の文言を外して欲しいと陳情したら「ピンチをチャンスに変えて頑張ってほしい」とふざけた回答があったそうです。まあ陳情でなんとかなるビジネスも少ないと思いますが…
例えば幹線道路のロードサイドに店舗を構えた後にバイパスが出来て交通量が激減して閉店を余儀無くされるケースなどと変わらない話です。何度も書き込んでいますが私の実家の家業は酒類販売業でした。日本が貧しかった頃は酒税は国の大切な財源でしたので手厚く保護されていましたが梯子を外されると哀れなものでした。
この先何年かは夏の軽装の流れは変わらないような気がします。ネクタイも締める必要がなかったら売れないのは仕方ないです。私服通学の高校の横で学生服販売をするようなものです。でも冬場はネクタイ必要なだけマシです。
世の中に斜陽業種という括りがあります。酒類販売業は当然のこと私の現在従事している業種も斜陽業種なんだそうです。そしてネクタイもそう。斜陽業種だらけってことです。それでも頑張って生きていきたいですね。
暗くなるネタをお許し下さい。