関東某所でよく行くラーメン屋に増税後初めて入りました。いつも頼む塩ラーメン。値段は据え置きでした。レジで課税かな?なんて思いながら出てくるのを待つとこれまでは穂先メンマだったのが普通のメンマに変わっていました。残念だなって思いながら完食して会計を済ませますとレジの横にポスターが貼ってあります。内容は「消費税増税への対応でトッピングの煮卵は終了しました」
そっちは気がつかなかった。言われてみれば彩が寂しかった。
ちなみにこの塩ラーメンの価格は¥650。増税分を転嫁して切り上げても¥670。そこそこ人気のお店だと思います。穂先メンマの変更と煮卵のカットの原価はそれくらいかもしれませんが手間を省き過ぎではありませんか。
これが経営判断。¥20転嫁して減る客はそんなにいないと思います。見方によっては大胆な値上げです。次からは煮卵をトッピングしたくなるからです。
一方では浪人生のときから通っていた店のコーヒーは25年経っても同じ価格でした。店のオヤジ曰く「俺のやっていることは20年前と変わらないだろ?」まあ確かにその通り。いやいやでも自家焙煎の生豆もガス料金も納める税金も上がっているでしょう?俺も金のなかった19歳が44歳ですよ。払えますよ。取って下さいよ。
なんてね。いつか値上げしてもちゃんとたまには行きます。
だいぶ増税に身体が慣れてきました。弊社も4月になってから業務ソフトを外税方式対応のものに金を払って変更しました。当時から確信していましたが内税表記は世紀の愚策です。ゆとり教育と内税表記が日本人を退化させたと改めて思います。税金はあくまで税金です。プライスカードを見て税金を計算する作業を奪ってはいけないです。