
私は社会人になって最初に勤めた会社を、
1年半で辞めました。
両親は、私が大学を卒業することを願っていたと思いますが、
母親と父親とでは少し思いが違っていたようです。
母親は、公務員一家で育ったので、
私にも公務員になって欲しかったようです。
すべり止めで防衛大学を受験させたぐらいですからね。
一方、父親は、代々商売の家系で育ったので、
いつかは私も独立すると考えていたようですが、
まさかたった1年半で独立するとは驚いたと思います。
私は、独立することについて両親に報告する時に、
当時私が住んでいた福岡から、
両親が住んでいた宮崎へ、手紙を書きました。
『お父さん、お母さんへ
僕は、会社を辞めて独立することにしました。
会社にいたのはあまりにも短い期間なので、
びっくりすると思います。
でも、独立に必要な、ひととおりの技術は覚えました。
僕は2人の子供で良かったと思います。
お母さんからは忍耐強く頑張る力を、
お父さんからは正しいと思ったことを貫く力を
受け継ぎました。
会社に入ってみてわかったことは、
今の会社組織では人を幸せにできない、
ということです。
世の中を変えていくために、
僕は独立します。
お金のことは大丈夫なので、
心配しないでください。
寿より』
短い文章でしたが、
心を込めて書きました。
両親は、私を咎めることは一切ありませんでした。
あなたが行動をしようとするとき、
家族は反対するかもしれません。
でも、あなたの信念を感じれば、
反対はしなくなるでしょう。
では、どうすれば強い信念を持てるのか?
今を、そして今日を、全力で駆け抜けることです。
理不尽な経験を忘れることなく、
自分の心の中に蓄積していくことです。
それが原動力になります。