子どもを持つ親は、大変な思いをして子育てをしてきたことと思います。
自分が亡くなる頃には、子どもたちは立派な大人になっていることでしょう。
だから相続のことくらい、もめずにうまくやってくれよと思うかもしれません。
でも相続の時に起こるモメごとは、最後の兄弟喧嘩のようなものです。
そして、それをおさめることができるのは、親であるみなさんだけなのです。
最後に、遺産をどう分けるかについて、はっきりした意志を示しておけば、兄弟姉妹皆に、仲良く暮らしていくための道筋をつけてあげることができます。
それは、親としての「最後の仕事」と言っても、過言ではないと思います。
財産をどうするかは、人それぞれです。
子どもの都合もありましょう。
親としてどのような意志を示せば、皆さんの子どもにとって、ベストな道筋をつけてあげられるのか・・・・・・・・。
あなたは、是非、それを考えてみて下さい。
平 成 30 年 4 月 5 日
行政書士 平 野 達 夫