認知症の人と対応する際には、認知症に伴う認知機能低下があることを、先ずは正しく理解することが必要です。


 そして、偏見を持たずに、認知症は、自分たちの問題であるという認識を持つことです。


 認知症の人やその家族が、いつも、認知症という困難を抱えて困っていることに思いをはせることです。


 認知症を抱える人が、安心して生活できるよう支援するという姿勢が重要になります。


 認知症の人も、一般の人との付き合いと基本的には変わりはありません。

その上で、認知症の人には、正しい理解に基づく対応が必要となります。


 記憶力や判断力の衰えから、社会的ルールに反する行為などのトラブルが生じることもあります。


 その場合には、家族と連絡をとり、相手の尊厳を守りながら事情を把握して、冷静な対応策を探ります。


 また、普段から近隣の住民同士が、挨拶や声かけにつとめることも大切といえます。

日常的のさりげない言葉かけを心がけることが、とても必要となります。

これらは、いざという時の的確な対応に役立つことになります。


      行政書士  平 野 達 夫

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