認知症の人が困っている様子が見えたら、「何かお手伝いすることがありますか」と、ひと声かけてみます。
たとえ、具体的な援助はできなくても、理解者であることを示すことができます。
認知症の介護家族には、「近所に迷惑をかけているのでは」という思いがあることもあります。
「大変ですね」、「おたがいさまですから、お気遣いなく」といった、一言をかけます。
そのねぎらいの言葉をかけることで、家族の気持ちは、ぐっと楽にもなりましょう。
より進んだ支援としては、日頃のお付き合いに応じて、家族の不在時の見守りなどを担うことも考えられます。
が、踏み込み過ぎないことも、大切なことです。
認知症のサポーターとして、何ができるかを考えてみましょう。
しかし、知り合いには認知症の人はいません。
両親は既にいません。
ところで最近、散歩でよくお見かけする老夫婦がいます。
いつも二人で一緒ですが、奥さんの不安そうな面持ちと、夫の様子が気になっています。
お二人の家と自宅とは、ほんのわずかしか離れていません。
私は、奥さんが外で一人困っているところを見たら、声をかけ、力になろうと心に決めています。
行政書士 平 野 達 夫
U R L http://hr-co