認知症の予防としては、先ずは、脳の活性化を図ることが大切です。
脳の活性化には、いろいろな方法があります。
ともかく、ここでの大切なことは、楽しく行うことでしょう。
たとえば、仲間と一緒に昔やった遊びや仕事などを語る「回想法」、音読や計算などの「学習」、音楽や絵画などの「趣味活動」を通じて、仲間と楽しく過ごします。
その中で、互いがそれぞれ役割を演じ、前向きに生きる意欲を湧きお越していきます。
ただ、本人が嫌がるのに、強要するのは、本人のストレスや自信喪失につながり、逆効果の場合も少なくありません。
各自治体では、地域の支援事業や介護予防事業のプログラムの一つとして、「認知症予防」、「閉じこもり予防」などに、すすんで取り組んでいます。
仲間と楽しい時間を共有することによって、認知症の「症状悪化」、「廃用性認知機能低下」について、一定の効果が期待されます。
脳を使わないことの「廃用」の防止の視点からも、より積極的な活用が望まれます。
行政書士 平 野 達 夫
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