" 一つの学び舎が、ここにあった・・・

       かずかずのドラマや 感動があった

        その学び舎が、 いま、・・・・・・・・ 

       静かに、幕をおろそうとしている。

       48年間、さようなら・・・・・・・・・・ 

       そして、ありがとう・・・・・・・・・! "


 先日、中野区内の南台通りを、駅方面に向け歩いておりました。

ふと、私の目に入ったのが、この文字です。

白塀に、 大きく、しっかりと、書かれていました。


最初は、「これ、何かな」と思いましたが、読んでいくうちに、分かってきました。

学校が閉じるんですね・・・・・。


何故か、私、この書かれた言葉に、感動をさえ覚えてきました。

解体目前の校舎には、足場が組まれ、鉄柵が施されています。

校庭内に、緑濃い葉をいっぱいに茂らせ、今大きく立つ桜の樹々が、また、もの寂しく、私には写ります。

この桜の樹も、切られてしまうのでしょうか・・・・・・。


生徒か、先生が作られた文章でしょうか。

なかなかの名文ですね。

この一つ一つの語句に、言葉に・・・・・・、この学び舎で学んできた、多くの皆の気持が、思いが、込められていることでしょう。

まさに、かずかずのドラマや、感動があったことでしょう。


時は、過ぎてまいります。

全ての有様が、いやおうも無く、過ぎ去ります。

ここに、幕をおろします・・・・・・。


懐かしき時代に、私が通った、あの学び舎は、今は、・・・・・・・・・・。

思い出してしまいますね。

あなたは、如何ですか・・・・。

さようなら・・・・・・・・・・・  そして、ありがとう・・・・・・・・!


      行政書士  平 野 達 夫