バンクーバー冬季五輪は、昨日幕を閉じました。
史上最多の国・地域から選手が参加した雪と氷の祭典も、たくさんの感動とドラマを残して熱戦を終えました。
地元カナダの活躍がありました。
アメリカ、ドイツなど常勝国と共に、メダル獲得では群を抜いていました。
日本の選手も頑張りましたね。
残念ながら、金は一個も獲得成らずで、銀3銅2のメダルに終わりましたが、皆良くやりました。
女子フィギュアの浅田真央選手は、今一歩で金を逃してしまいました。
男子の高橋大輔選手は、ケガから立ち直っての素晴らしい活躍でした。
アクシデントで演技中断後、最後まで滑り終えた織田信成選手が、会場の観衆へ発した「ありがとうございました」のマナーは、忘れられません。
メダル獲得を期待されたモーグルの上村愛子選手の涙の会見には、日本中の多くの方が貰い泣きしたのではないでしょうか。
皆さん、「これが自分の色のメダルですね」の言葉を、覚えていらっしゃいますか。
これは、先の北京五輪で競泳男子200メートルバタフライの松田丈志選手の味のある言葉です。
「銅メダルが、自分の色だ。」
「金、銀、銅、それぞれのメダルにそれぞれの色がある。」
「銀にも銅にも、金に負けない素晴らしい輝きがあり、重い。」
「そこに、自分色の価値がある。」
松田選手の銅は、今もって金に負けずに輝いていることでしょう。
この冬季五輪で期待されながら入賞で終わった、メダルなき健闘も絶賛ものです。
そして何よりも、日本選手の活躍で、私達国民の一人一人に、" たくさんの勇気と感動 "を与えてくれました。
本当に、"ありがとうございました。"