< 少にして学べば壮にして為す、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず >

これは江戸後期の名前は今思い出せませんが、ある儒学者の語録の一節です。

人間一生学び続けることの大切さを教えたものでしょう。

現在の言葉で言い表しますと、「生涯教育」とでも云うのでしょうか。

「死して朽ちず」は、なかなか容易なことではないにしても、少・壮・老のそれぞれの時期に学ぶことの大切さは、少なからず私ども理解することが出来ます。

 正直、私は今この歳になってつくづく感じるところですが、若い時にもっともっと、学んでおけば良かったと後悔の念が先立ちます、・・・・・・残念ですね。

若しかすると貴方も、そのように感じていますか。

 私は、今年69歳です。

今からでも、遅くありませんか・・・・・・。

人間は、常に学び、新しいものへの追求心を保ち進めば、いつも若く、生涯を充実して生きながえられると云われます。

確かに、この理屈は頭では分るのですが、実践となると、やはりなかなか難しくもありましょう。

 ところで、老いて活躍する私の好きなスポーツ界を覗いてもましょう。

相撲では、今なお大関魁皇の頑張りが続きます。

プロ野球では、今年西武移った工藤、広島に戻った高橋など40歳を越えています。

オリンピックに出場のジャンプの葛西・岡部選手、スケートの岡崎朋美さんは、37~39歳です。

それぞれスポーツ選手としては、その年齢の限界を越えていると云えます。

まだまだ他にも、数多くの活躍の方がおられます。

 私は今年で、国家公務員を退職して早や9年になります。

息子の嫁さんの「雅美先生」の勧めから、一昨年の12月に行政書士資格を取得し、日々が研修と業務への挑戦です。

確かに少なからずきつく感じることもありますが、自分が今何かしているんだという気概から、一種の喜びをさえ感じ取ることがあります。

 本当は、とても楽しいんでいるのかも知れません。

人生この際に生まれ変わって、「老いて学べば死して朽ちず」の心境とでも云って良いかも知れません。

 頑張りますよ・・・・・・これからも。

私に、今少し夢を見させて下さい・・・・・・・・・・。

 ありがとうございます。