核融合施設に見学に行く機会がありまして、
そこで行っているプロセスが非常に肉体の覚醒に近いことをやっているなと思いました。
古来から“ある流派”にのみ伝わっている覚醒方法に、肉体を超電導化させるというものがあります。
肉体が超電導化すると電気抵抗がゼロになり、特殊な磁場が発生します。
肉体というのは電気仕掛けの肉の塊ですから、肉体の覚醒においてはいかに電気効率を上げ体内に電気を巡らせるかというのがテーマになります。
気功というのも電気の巡りを良くしているわけです。ポイントは神経系の通電を良い状態にしていくことで、それを行によって行い神経系統のクリーニングしているのです。
行にも様々な種類があり、
大きく通電タイプのものと蓄電タイプのものに分かれます。
蓄電というのは主に臓器で行われ、その要は腎臓です。腎臓は五行では「水」を司る臓器です。
ここが淀んでいたり、ストレスによって副腎がダメージを受けていると身体に巡る電気の量が落ちます。
また、身体に電気が流れる時には微量ミネラルを消費するため、ミネラルというのも大切な要素になります。
そして、電気伝達率が上がると細胞同士の連携がスムーズになります。
神経系統がクリーニングできると神経伝達物質であるドーパミン、オキシトシン、セロトニンにもその効果が波及していきます。
行をしている時に自然と微笑みが起こることがありますが、その辺はこの神経伝達物質が関わっていそうです。反対に率先して微笑むことで神経伝達物質を誘導できるとも言えます。
核融合施設では超電導化を冷却することによって起こします。超電導コイルで周りを囲み、内部には真空を作りプラズマを発生させ、1億5000度で熱します。
プラズマというのは、物質の第四形態で、物質を加熱していくと個体、液体、気体、と変化しさらに過熱し続けるとプラズマになります。
プラズマ化する時はガス分子が分解されたりガス分子から電子が飛びだしイオン化されたり、きわめてエネルギー状態の高い粒子が発生します。
この現象を電離といい、電離によって発生した高エネルギーの電子やイオンが、自由に動き回っている状態がプラズマ状態です。
この現象は雷やろうそくの炎の周囲などに見ることが出来ます。
宇宙でいうなら太陽がプラズマそのものということです。核融合というのは人工的に太陽を作り出そうとしているってことですね。
話は肉体の覚醒に戻ります。
仏教には五元素というのがあり、身近なものだとお寺にあるストゥーパ(塔婆)がその形を表しています。五元素とは地水火風空のことですが、これには順番があり、覚醒はこの順番をたどっていきます。
まず台地をつくり、そこを水で浄化する、そして火を焚き、風に舞い、空に溶ける。
火の前に水があるのは火の行により身体が焼き切れないようにするためです。順番にはちゃんと意味があるのです。
「肉体の覚醒」の具体的なゴールはいわゆる「虹の身体」といわれるものです。
自由に肉体を全体と溶かすことができるようになることがゴールなのです。これができると輪廻システムはもちろん時空を超えられるようになります。
そこに至るには肉体の中にある「火」と「水」のルートを目覚めさせることだと言われています。火と水が混ざると蒸気が発生しますがそれが目覚めのプロセスを妨げるもの全てを浄化するのです。
この超加熱は体温で行われ、この超加熱蒸気こそが全ての力である超伝導を促し、身体の中で陰陽を融合させ、無極の状態を作り出します。これを概念ではなく実際に肉体とマインド両方で行っていくのです。
マインドの浄化の方はここでは深く扱いませんがあえて肉体と絡めるなら、分泌腺と深く関わっています。このブログで良く伝える在り方に大きな影響を受けるのが分泌腺です。また、感情と重金属が密接に関わっていることはすでに書きましたが、付け加えるならば感謝すると銅が増加します。
このようにミネラルと感情は密接に関わっています。覚醒の道はとても具体的なのです。
さて話を火の道と水の道に戻しましょう。
火の道は会陰から始まり上に登っていくルート。水の道は背骨を下っていくルート。(背降り津姫)。どちらも開通した時に相反するエネルギーがハート(心臓神経節等)で混ざり合うようになっています。そうすると特殊な磁場を発生させるのです。
心臓が磁場を発生させていることは有名ですが、肉体の覚醒が起こるとハートから特殊なマグネティックフィールドが発生するのです。
覚者のそばにいると悟ってしまうというのはこの磁場の影響があるのだと思います。
巷では覚醒というと松果体のことばかり言われていますが、肉体の超電導化を進めていくことが肉体の覚醒のキーになります。
もちろん松果体は覚醒に大いに関連するポイントですが、この第三の目というのは99段階あって、それは33ある背骨(椎骨)と関連しているのです。
実は背骨の開き具合と松果体の段階はセットになっています。松果体だけアプローチしてしまうと、その後背骨をいくら開発しようが能力は開かないのです。色々やったけど思ったほど能力開発されないという方の原因はここにあるのかもしれません。
それでは背骨をどんどん開発すればいいんじゃん!と思うかもしれませんが、背骨の柔軟性には骨盤が関連し、骨盤は鼠径部の力みを緩めることがポイントになりますが、鼠径部のゆるみには膝と足首が関連していて、足首は地震などの環境要因で簡単にズレてしまいます。
人間の身体は繋がっているのでどこか一つの部位だけを鍛えるというわけにはいかないのですね。だからちゃんとした系統のところで学ぶのが良いわけです。
そして肉体的な部分とエネルギーというのはセットです。エネルギーのことも同時に捉えていかなければなりません。中国にはチーゴン(氣功)、ネイゴン(内功)、シェンゴン(神功)という段階があります。
チーゴン(氣功)では自分の周りの環境から氣を取り入れたり、氣を操ったりします。太陽からの氣、月からの氣、大地からの氣が取り入れられるようになるので、内臓に電気をチャージできるようになります。肉体の氣の巡りが良くなれば必然的に電気の巡りも良くなります。
そして、内功(チーゴン)では上・中・下の三つの丹田に貯蓄されたエネルギーを活用していきます。内功を極めていくと脳に隠された九つの扉が開きます。これは易では有名な河図洛書の落書に書いてある魔法陣のことです。
電気のバッテリーである内臓が正常に動き、神経系統がクリーニングされ、電気伝達率があがっていくと脳の中に光が見えはじめます。この光は全部で九つあります。そして光る順番がこの魔法陣に書かれている数字の順番なのです。
ちなみにこの光の輝き方はアンドロメダと同じです。つまり、この技法が伝わっている流派(血統)とはアンドロメダ由来なのです。
そしてアンドロメダとは流動性が高く、まるで水のように自由な種族です。現在はヨガブームもあり火の教えが99%ですが水の教えというのは地球では2つの流派にしか受けつがれていません。そして水の教えを持っている流派は風の教えも持っています。
様々な技法の背後には霊的な星の流れがあり、どの血統の教えなのかが大事で、他の血統の教えと混ぜないというのが基本です。
さて、話を九星(宮)図の輝きに戻します。これを脳内で起こしているのがクリスタルパレスと呼ばれる部位です。クリスタルパレスとは、脳の奥深くに存在する神聖なセンターでありスピリチャルな体験など見えない世界への扉の役割を果たします。
ちなみにクリスタルパレスが開く前のその部位は泥のように鈍く重いため“mud palace”とも呼ばれています。
このクリスタルパレスのセンターを正しく刺激する事により、生化学的作用が起き脳が目覚めのエリクサーであるDMTを作り出します。
DMTというのは針の先一滴分で臨死体験を起こすぐらい強力なもので、シャーマンは薬草を用いますが、実は薬草を用いなくても特定の呼吸法や内側の光の刺激や瞑想法と言った様々なテクニックで作り出すことができます。
様々な行がありますが、その行が作用するためには肉体が開発されていることが条件なのです。そのポイントが鎖骨であり、鳩尾や足首であり、瞳だったりします。時にマントラや音の響き、印による特殊な刺激と形の力を使って肉体を覚醒させていきます。
意識の覚醒の話は沢山ありますが、肉体の具体的な覚醒とそのプロセスについては実はほとんど出回っていないのです。