マウントをとった人たちは全員疎遠になった。
義務感で行った優しさは何の共鳴も起こさなかった。
絞り出すように世に放ったものはどこにも届かなかった。
あせって形だけ整えたことは糧にはならなかった。
自分のことだけ必死になっていたら運が無くなった。
プロジェクトの成功だけを考えて必死に動いていたらボロボロになった。
拗ねて閉じこもったら活力がなくなった。
何かが足りない、
この能力があれば次こそは、
と思っていた時はお金を稼げなかった。
その態度。
そういう態度。
と言われて続けているようだった。
根本は変わらず一つだけ。
愛をもって、丁寧に。
ずっとずっとこれだけ。
ここから外れた時は流れなくなる。
そして最近“もしや”と思っていることがある。
それは感謝と敬意を水にのせて祈ることである。
人はもちろんだが、祖霊、自然界にまで意識を向けて、自分のハートのエネルギーを広げていく。
過去、現在、未来と時間軸を超えて感謝や喜び、敬意を捧げていく。
それが神仏だったら一杯のお茶を献茶するという行為でも良い。
自分だけでなく、
もうひとつ
ここを意識できればそこに余裕が生まれる。
余裕は焦って固くなっている時には生まれない。
呼吸深く、穏やかに、微笑んでいる時、物事は流れていく。
祈るという行為は私たちの、
「そういう態度」
に気づかせてくれるのかもしれない。