カラダから学ぶことは沢山ある。

その中の一つに「繊細さ」が挙げられる。

 

カラダは本当に繊細だ。

食べ過ぎたら足の指が少し浮く。

足指を反らす筋肉のところに胃の経絡が流れているからだ。

 

食べ過ぎると胃に気が集まる。

そうすると胃経(胃の経絡)が気不足になる。

気不足になると胃経にある足指を反らす筋肉が縮んで足指が浮く。

 

足指が浮くと指に圧力がかからなくなる。

圧力がかからなくなると巻き爪になる。

 

だから巻き爪の原因は意外だが食べ過ぎだったりするのだ。

 

胃経というのは食べ過ぎだけでなく、

極端に何かし過ぎるという「過剰」に反応する。

 

座り過ぎや考え過ぎ、意外なところでは湿気の多過ぎも胃経に影響を及ぼす。

ちょっと過剰になっただけで、意外に色んなところに影響する。

 

・親指の腱鞘炎(右手)

・腰痛(右側)

・肩の痛み(左側)

・朝起きた後に感じる両手の痺れ

・声帯の以上(ポリープ・甲状腺)

 

これらも過剰が原因だったりする。

たった一つ何かが変わっただけでカラダは別の場所にも波及する。

 

それだけ繊細なのだ。

 

ものすごく小さな棘が刺さっただけでも私たちは違和感を感じる。

棘どころか、歯にニラが挟まっただけで、もう普段の自分じゃいられない。

 

それほどに繊細な器がカラダなのだ。

 

では、考えを少し拡大して、器を「地球」で考えたらどうだろうか。

あれだけ繊細なカラダを地球に置き換えたら、現在の地球は過剰で過多なことが多いのかもしれない。

 

そして人体と同じように地球も影響し合っている。

 

どこかの山が噴火をしたらその影響は様々なところに出る。

地球を一つの神聖幾何学と捉えると線と線の交点はエネルギースポットであり、人体で言えばツボに値する。ツボとツボはエネルギーラインによってエネルギーの行き来があるのだから、噴火した直後に離れた場所で他の山が噴火することは大いにあり得ることだ。

 

※トッチさんの作成した神聖幾何学の画像をお借りしてます。

 

だけど同時にカラダには強さもあるし、慣れる力もある。

そして何より元に戻る力がある。

要はバランスと循環だよね。

 

吸収する力と排出する力のバランスが良い時は、循環も良いということ。

自分と相手のバランスと循環。

自分と天とのバランスと循環。

そして自分が自分にした約束とのバランスと循環。

 

この三つの循環にカラダの繊細さのセンサーを使って気づいていけると良いよね。

行き詰った時はそんな尺度で眺めてみたら何かに気付くかも。

気づかなかったらそれはそれ。

 

では!