あーやです。


遅くなってしまいましたが
岩手県の北上公演について!

お客様の反応が
本当にあったかくて、
ふるさとに帰ったような・・・
そんな気持ちになりました。



Prayerツアーも
丁度、はんぶん終えました。

寂しいはんぶん、まだまだ気合もはんぶん。

はんぶんって、なんかフクザツ。


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「30公演 全部違う曲を歌うコーナー」は

岩手県出身である、
宮沢賢治さんの「星めぐりの歌」を
歌わせていただきました。


岩手キャンペーンのときに、
インタビューしてくださった方や
ラジオ局の方々に
何を歌えばいいか伺ったところ
この曲をオススメしていただきました。

大好きな宮沢賢治さん、という事と
「星めぐりの歌」という
タイトルに惹かれて
この曲を歌おうと心に決めました。


実は、あーや
幼い頃から賢治さんの作品に
触れる機会が多くて

まだ、バブバブの頃に
岩手県の花巻市にある
宮沢賢治記念館に行ったり

「銀河鉄道の夜」の
こども用絵本や映画を観たり。


雨ニモマケズ」を学校で習うより前に
母に教えてもらって全文暗唱するような
生粋の“賢治っ子”でした。


この間、
東京新聞で連載している
「平原綾香と聴くクラシックの扉」で

宮沢賢治さんとクラシックついて
語る機会がありました。

ドヴォルザークの「新世界より」。

あの有名な、第2楽章
♪遠き山に日は落ちて~のメロディに
宮沢賢治さんが自ら
歌詞をつけていたという話や、
「銀河鉄道の夜」の中に
“新世界交響楽”
という文があったという話などなど。

賢治さんも、
第2楽章に歌詞をつけていたのには
驚きました。
あーやの先輩だったんだ(笑)!



「銀河鉄道の夜」


あの本を
初めて読んだとき

分かるようで、全然分からないのに
すごく共感できるっていう・・・
なんとも不思議な感覚になりました。


そして、このストーリーを思い出しただけで
なぜか涙が出るっていう・・・


すごい作品っていうのは
こういうものなんだろうなぁ。



今回の
「星めぐりの歌」も
そんな、特別な一曲になりました。


賢治っ子なのに
この曲をちゃんと聴くのは初めてで


このツアーがキッカケで
出会ったわけなんですが


初めて聴いたときは、
わんわん泣いてしまい
なんてすごい曲なんだろうと思いました。

そして、聴いていると
懐かしく感じるという
またまた不思議な作品


一番遠い場所のことを歌っているのに
懐かしく感じるなんて、おもしろいな。

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これは、2010年の新世界ツアーで撮影した
岩手の空。

この日、奇跡のような空を
いくつもみました。
当時のブログに
他の写真も載せているから観てね!

http://ameblo.jp/hirahara-ayaka/entry-10660524250.html?


新世界ツアー、岩手公演、
そして この空!
ご縁を感じます。

賢治さんも奇跡のような空を見上げて
この歌を作ったのかな。




あーやも「星つむぎの歌」という
大切な歌があります。
本番では、途中
この曲も織り交ぜながら歌ったので
“星めぐり”と“星つむぎ”のコラボに
お客さんもプチ盛り上がってました(笑)。


いつかまた、
この曲を歌える日が来ますように



明日は、広島公演です。
ご当地ソングは・・・あの曲です!

みんな、ぜひ来てくださいね!

8月1日(土)
広島上野学園ホール
開場17:00  開演17:30
夢番地広島 Tel:082-249-3571