「つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~」と銘打った公演でした。樹々はこの公演でつばきを卒業しました。
セットリストは特異な構成でした。最初に研修生が出てきておや?と感じ、譜久村聖・竹内朱莉・植村あかり・一岡伶奈(いちさん?)・斉藤円香(ということは高瀬くるみも平井美葉も居たのか?)のトークでは聖が樹々の思い出を話に振っておやおや? まさか、つばきのコーナーに入ってからはもう他グループの登場がない、「各グループのオープニングアクトの後のつばき単コン」になるとは思いませんでした。公演時間は3時間と少しという長いものになりました。
つばき単コン部分。
インディーズ時代、どころか森高曲まで遡って歌って驚きました。「17歳」やら「私がオバサンになっても」はもうつばきの曲です。懐かしい…。「ふりさけみれば…」は卒業セレモニーBGMでの起用で歌唱曲としてはなし。先々週の館山公演で示唆がありましたが、まだ一度も?歌われていなかった樹々卒業曲はここで歌われました。樹々ソロはBuono曲だそうです。聴いたことがあったようななかったような…。最後は「ハッピークラッカー」でした。
今回は卒業セレモニーがしっかり行われたのがよかったです。
帰り道でセレモニーMVPをパパさんと選びましたが、パパさんは瑠乃・真凛、私はあんみとなりました。
あんみは、やはりいつもの(といってもかなり久しぶりか)溜めた涙をこぼれないようにするために上を向くパフォーマンス。息が荒くなり上ずりながらのコメントは「!」でした。
次点は紗栞。実はあんみもそうなんですが、彼女は樹々とは研修生同期。紗栞のつばき加入当初、樹々がすごく喜んでいたことを思い出します。その後紗栞は独立独歩の途を行きそういう同期感は感じなくなりましたが、ここで泣き笑いでかっこよくメッセージを決めてくれました。紗栞の20歳代で流す涙はこれで終わり。つばきの他のメンバーの卒業でも、また自身の卒業でも、紗栞は涙を流さないだろう…パパさんはそう話します。あー、そうだわー。紗栞は鉄の女だもんな(爆)。
瑞歩。サムアップが良かった。あれは好きだな。彼女に初期から何か通じるものを感じていました。理子がいなかったら瑞歩をもっと推していたのでしょう。
ゆめ。前にも何かのコメントで感じたことがありましたが、彼女は申し訳ない感を抱いていたようです。そこまでは感じなくてもよいのでは…と傍目には思うのですが、それがゆめだということも私は知っています。
希空はしっかりとメッセージを伝えました。「しっかりしていないとサブリーダーには任命されません」とどこかで語っていましたが、まさにそう。あらためて希空を見直しました。
セレモニーは茶番劇という方もいますが、そしてもしかしたら今回は特にそう言った二面性を強く感じさせかねない場面でしたが、それでもなお格好を整えて行くことには意味があると思っています。これを機にヲタを卒業する人を筆頭に、ファンにとって。今回の内容では、樹々がメッセージの名宛人に「リサ」を入れたことは(いろいろ物議も醸しましょうが)やはりよかったと思います。
樹々がステージを降りた後、A1・B1ブロック側バックステージから最後の挨拶を終えた樹々を迎えるメンバーの大きな嬌声が沸くのが聞こえました。あれは本物でしょう。樹々、卒業おめでとう。