Hello friends!
おかげさまで9月6日でひら皮膚科クリニックは一周年を無事迎えることができました。
これはただただ皆様のあたたかいご支持の賜物です。
一周年記念としてスタッフと恵比寿で静かにお祝いしました。
今回の記事ではこの一年を振り返り、
これまでの道のりを下記の構成で皆様にご紹介させていただきたいと思います。
Stage 1 Vision
院長が描いていたビジョンや理念
↓
Stage 2 Preparation
ビジョンを実現するための準備
↓
Stage 3 Actualization
ビジョンを実現
院長が描いていたビジョンや理念
↓
Stage 2 Preparation
ビジョンを実現するための準備
↓
Stage 3 Actualization
ビジョンを実現
よろしくお願いいたします。
Stage 1: Vision
〜院長のビジョン〜
何もかも、ビジョンからはじまると思います。
何を、いつ、どこで、どのように。
そのイメージを細かく描くことがすべての第一歩だと思います。
● きっかけは祖父母の「平医院」
ひら皮膚科クリニック開院のきっかけとなったのは
平嘉也子院長の祖父母の「平医院」でした。
「おじいちゃんとおばあちゃんのような笑い声が聞こえてくる診療所にしたい」
過去の記事:医者になったきっかけ:もう一つの「ひらクリニック」
● ロゴのコンセプト
青い羽の部分は命の源「水」、中心にある緑の点は「実」。
ロゴのコンセプトは Embrace and Nurture
Embrace (エムブレース) :大切に包み込むように抱きしめる。母親が子を守るように。
Nurture (ナーチャー) :栄養をたっぷり注いで、大切に育てる。
という意味です。つまり、あたたかく包み込むような気持ちで患者様一人一人に接していければ、という思いがこのロゴに込められています。
● クリニックの構想・設計
なぜ下北沢?
「はじめて下北沢に来た時からずっと何か強いご縁を感じていました。地獄のような研修医時代、限られた休みはいつもこの街に来て、癒されていました。私はこの街が大好きです!好きすぎて、住んだこともあります!笑」 〜院長インタビューより
いろいろな物件をまわり、現在の場所に到着し、院長は迷わず、「ここだ!」と即決。
院長はノートとメジャーを片手に楽しそうにコンクリートの現場を歩き、患者様やスタッフの動きを想像しながら、また、外光の入り具合も考えながら、それぞれの部屋の位置を決めていきました。
「診療所としての機能を保ちながらも 患者様が緊張しないでリラックスできるような診療所っぽくない診療所にしたい」
と建築士の方と何度も話し合い、試行錯誤の末ようやく完成した図面です。
● 院長が言うビジョンの大切さ
Always have a strong, positive and clear vision.
常に強くポジティブで鮮明なビジョンを描いておくこと。
なぜならば、
ものごとがうまく行かない時、
弱気になって、心に迷いが出て来た時
ゴールが鮮明であれば、
それが私たちを導いてくれるから。
ー 平 院長
Stage 2: Preparation
〜ビジョンを実現するための準備〜
ビジョンがはっきりしたところで、次は院長のビジョンを実現するための準備の段階に入りました。
工事は約2ヶ月続きました。
そしてとうとう。。。
工事完了とは言え、クリニックは単に箱にすぎません。
診療所として機能するには、「中身」が必要です。
・運用資金の調達のための金融機関とのやりとり、
・行政への申請・各種届け出、
・院内システム構築、
・医療機器の調査と選定、
・スタッフ採用、
・HP作成
などなどで毎日が多忙!
素晴らしいスタッフに恵まれました。経験、知識と能力はもちろん、全員 素直で頑張り屋さんのスタッフ。そして様々な研修を通し、全員の意識を徹底して統一しました。
研修の最後は模擬診療。繰り返し微調整を行いました。
さあ、準備完了です。
あとはビジョンを実現するのみ!
まるで、開会式のような内覧会でした。
多くの先生方、協会の方々、関係者の方々そしてまた、ご近所の方々に立ち寄っていただきました。皆様よりたくさんの応援のお言葉をいただき、今までの疲れもふっとびました!
皆様のご期待を裏切らないようにといっそう気合いが入りました!
内覧会の最後の夜、最後のお客様がお帰りになられた後、私は院長に聞きました:
私:Are you nervous?
緊張している?(明日の朝、開院だけど)
院長:Not at all. I'm excited!
まったく。わくわくするよ!
Stage 3: Actualization
〜ビジョンの実現〜
ビジョンからはじまり、その準備が完了したところで、実現する段階にようやくたどり着きました。2015年9月7日 ひら皮膚科クリニック開院。
記念すべきひら皮膚科クリニックの一回目の朝会。
気持ちいい挨拶で一日をはじめる。
今も毎朝行なっている大事な儀式です。
初日にご来院いただいた患者様のほとんどは私たちの友人でしたが、
看板を見てご来院くださった患者様もいらっしゃいました。
「初日は誰も来てくれないと思っていたのですごく感激しました!本当にありがたいです!」
そこから徐々に患者様に来ていただくようになりました。
院長の友人たちがよく言っています
院長の友人たち:開業って大変でしょ?つらいでしょ?なんでわざわざそんな道を選ぶの?
それに対し、院長はいつも同じ答えを笑顔で返しています:
この答えが院長の気持ちを最もよくあらわしていると思います。
最後に院長が好きな言葉を紹介します。
「トム・ソーヤーの冒険」の著者、マーク・トウェイン(Mark Twain 1835-1910 アメリカ小説家)の言葉です:
"Twenty years from now you will be more disappointed by the things you didn't do than by the ones you did do.
今から20年後、あなたは「やったこと」よりも「やらなかったこと」に失望することになる。
So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails.
だから、もやい綱を解き放ち、安全な港から船を出し、貿易風に帆をとらえよ。
Explore. Dream. Discover."
探検せよ、夢を見よ、発見せよ。
Mark Twain (1835-1910)アメリカ小説家。
読者の皆様も素敵なビジョンをお持ちでしたら、
ぜひこの言葉を思い出して、自分を信じて、その夢に向かい、出航してみてください。
ひら皮膚科クリニックはこれからの長い旅に向け、船を港から出したばかりです。
今後とも地域医療にしっかり貢献できるようスタッフ一同全力をつくしてまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。
今回は一周年記念として、この一年を振り返ってみました。
Thank you for reading such a long post!
こんな長い記事を読んでいただき、本当にありがとうございました!
Life is a journey!
人生は旅である!
Bon voyage!
良い旅を!