先日、射撃場のスタッフたちと食べたんですが、
ほぼ全員がおかわりするという大好評っぷりでした。
ビーフやチキン、ポークなどをぶっちぎって、
ボクはやっぱりシカ肉カレーが
いちばん美味しいと思うのですよ。
つまり、ベニソンカレーですね。
美味しく作るコツは、
野菜と炒める前にシカ肉に火を通しておくこと。
野菜と炒める前にお湯わかして
生姜をガガーっとすり下ろし、
薄く切って肉叩きでガンガン叩いた鹿肉を、
ドボンと投入。
お酒やワインなんかもドボドボ入れて、
グラグラ沸かしてまずアクをバーっと出しちゃうのです。
アクが出切ったらザルにあけて
水でシカ肉をジャージャー洗っちゃう。
この下ごしらえをすることで
臭みナシ柔らかシカ肉に大変身するとゆーワケなのですよ。
そもそも使うベニソンは
メス子鹿の背ロースという最高級部位。
で、ここから先はお肉になる前の状況です。
↓ ↓ ↓
このシカが捕れたのは標高約1200mの山中でした。
かなりの急斜面で解体したんで、
落っこちないように上からシカの足を
引っ張って押さえてます。
ムラー氏のモーラナイフ。
シカの解体は肉だけじゃなく硬い腱なんかもゴリゴリ断ち切ったり、
骨の関節に切っ先を入れてグリグリしたりするんで、
たいていのナイフはどんどん切れなくなっていきます。
で、チャリン棒でシュッシュとタッチアップ。
この日、メス子鹿を見事仕留めたのはハンド先輩でした。
ガットフックスキナーをご愛用です。
昭和国産折り畳みハンティングナイフの金字塔、
ヒロナイフを使うのはブルーさん。
このナイフ、鋼材がボクの大好きな銀紙1号なんですが、
かなり重いのが欠点かもしれません。
その点、このノルウェーヘレナイフのまあ軽いこと。
これまで仕事であらゆるハンティングナイフを見てきましたが、
最近いちばん出番が多いのは、
普通に切れてとにかく軽いこのヘレナイフなのです。
ボクのタツ場には残念ながら獲物の姿はありませんでした。
ウィンチェスターM100の弾倉に
4発フルチャージしたというのに!
でも楽しかったなー!
すっごい疲れたけど(笑)
この後、筋肉痛が3日間続きました。
とほほ。
お疲れさまでした〜!