ボクの所持銃にはすべてウッドストック、
つまり木製の銃床がついているんですが、
ひとくちに木製銃床と言いましても、
グレードによって見た目がだいぶ変わって来るものです。

ま、ナニゴトにも上には上がありますから、
本当にスゴい超高級木製銃床とは
まったくレベルが違うんですが、
それでもいちばん高級なやつがコレ、
キンバーセレクトグレードの銃床です。



フィドルバックと呼ばれる
シマシマ模様がグーですね〜。

ボクは今まで通算22丁の銃を所持して来ましたが、
少なくともその中では間違いなく
「松」クラスだと言える銃床です。



カタログにはAグレードフレンチウォールナットの
ハンドルブオイル仕上げとありますから、
そこそこイイ木材を使っているのは間違いないですね。

日々のお手入れには
ガンショップサイの
「ガンストックワックス」を使っています。



ガンズ&シューティングでも紹介しましたが
コレはイイですよ。
個人的にもオススメです。

ウレタン仕上げなど塗装された銃床には
塗っても意味がありませんが、
オイル仕上げの銃床にはうってつけなのです。

使い方はカンタン、
指で直接ぬりぬりします。



しばらくしてから
ウェスで拭き上げれば完成!



これまで木製銃床の手入れには、
アマニ油、ワトコメンテナンスムース、
スミスクラシックワックス、
それからこのガンストックワックスの4つを使いました。

どれも一長一短ありますが、
使いやすさ、仕上がり、表面保護のバランスは、
ガンストックワックスがいちばんだとボクは思います。

ちなみに、表面保護の観点だけで考えると、
ワトコメンテナンスムースに若干軍配が上がるかな、
といった感じですかね。

 

実はこのキンバーの銃床、

猟場で手荒く扱っているためけっこうキズだらけでして、

イイ物を激しく使い込むというのが

また楽しいのであります!

 



で、キンバーが「松」ならば
(木材としてはクルミですけどね)
「竹」はコレ、
メルケルの上下二連散弾銃です。



銃自体はかなりの高級品(だった)ですが、
ドイツの銃というのはとにかく質実剛健が身上ですから、
銃床にはあまりファンシーな高級木材を使わないものなのです。

木材自体はクルミでしょうが、
見ていて面白くもなんともない木目ですねよえ。

ただし、「目の詰まった」材料を使っているため、
頑丈なのは間違いないと思います。
これぞジャーマン魂宿る猟銃の銃床、
といったところでしょうか。

さて、最後は「梅」です。
ファルコの元折れ単身単発銃ですが、
この銃床はブナ材ですねたぶん。



引き金の上あたりの模様が
CMCワルサーGSPの木製グリップと同じなんで、
本当の事を言うと、
ボクはこっちの方に高級感を感じてしまうのです。



CMCのカタログには高級輸入木材使用とか書いてあって、
少年時代、そりゃあ憧れたモンです。

今になって冷静に考えれば
単なる安物のブナ材だったと思うんですが、
ま、完全にモデルガンマニア病ですね。
ホントごめんなさい。

ははは。

とゆーワケで、
先日から参加してみたランキングですが、
現在4位まで上昇中です〜!
 

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