子どもにも当てはまる?


雑誌スペンド地方組・図書部 部長

hirakaygomaです📖


年度末の仕事の忙しさや

大学生になる子の引っ越しで

なかなか本を読む気力がなく、


やっと読了



 

歌人 俵 万智さんが宮崎で過ごした

時期のエッセイ集。


「撰ばれる地方」

   「撰ばれない地方」

       選ばれなくても困らぬ地方


当時 高校生だった息子さんから

藻谷浩介氏の『里山資本主義』を

勧められて、感動した俵 万智さん。

 

 

著者の藻谷氏と対談後、

藻谷氏がメールで俵さんの

上記の歌に触れて、


「地方を私に置き換えてもいいですし、

    日本に置き換えても通じてしまいます。


    『ご自分をもっとうまく商品化

        しないと売れ残ってダメですよ』

     と押し付けてくる相手に対し、


      『売れなくても困りませんけど』

     と言い返せることが大事ではない

     でしょうか。


     商品になって棚に並ぶことに人生の

     目標を置くように洗脳されている

     子どもたちこそ気の毒で、

     売れる必要もなければ、そもそも

     商品になる必要もないのです。


     売れた数や額を評価の物差しとせず、

     代わりのないことを物差しとする

     のが里山資本主義であり、そして、

     どの地方にも、どの個人にも、

     代わりはありません」


と俵さんに書かれたそうです。


下線部について、
例えば、大学の合格者数や
注ぎ込む教育費と置き換えることも

できるのが奥深い真顔

「売られなくても、
         困りませんけど」と
選ばれなくても困らぬ私


・・・そんなふうに言える人、
どれくらい、いるんだろ驚き

ただ、26年後の2050年の日本は、
人口25.5%減、高齢化率40%

選ぶとか、選ばないとかではなくて、
選ぶ余地がない
時代がくるかもしれない真顔

そういう時代を子どもたちが
生き抜いていくには、
どんな力が必要なのか?

と、なんだか違う方向に
考えが広がってしまいました煽り

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