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変わったのは若者ではない



図書館で見つけた1月の新着本



 


スーパーフラットな現在の職場は

これまでの職場と違いが大きくて

戸惑うことが多いです驚き



この本を読むと、今の職場の状況を

理解できるかも?と期待して読みました。


『はじめに』で、

著者は現在の企業が若手の定着や

育成で悩むようになった理由を


もやもや若手の仕事・キャリアに関する

     考え方の多極化


もやもや職場環境の劇的変化


の以上、2つに集約されるとしています。


そして、進行中の働き方改革と合わせて

「育て方改革」を提唱。


本書ではZ世代だけでなく30代や40代、

若手社員だけでなく管理職も

含めた全世代を対象にして、

様々な調査を実施しています。


そのため、Z世代だけでなく、

管理職世代の実情もデータで

明らかにされました。


第1章 「Z世代」は存在しない

―二極化する価値観と若者論のウソ―


20代と30代・40代を対象に


①周りの人との関係性に関する価値観

②会社・組織との関係に関する価値観

③仕事に関する価値観

④努力・能力応報観

⑤「いま」に対する価値観


をアンケートで調査した結果、


ダイヤオレンジ30代・40代と比べて特徴があった価値観


①【人から羨ましがられるか】

    【行動する際、友人に

       どう思われるか】 が重要。


②何か違うと感じたり、ハラスメントや

    不正があったら、辞める・声をあげる。


③辛くても成長したい、

    何かを買うためにお金を稼ぎたい

    様々な自分を場面に応じて使い分けて

    いきたい。


ダイヤグリーン30代・40代と共通する価値観


①誰かひとりが褒められるのは

    好きではない。

   

①嫌な友人がいたらそっと距離を置く。


③仕事には我慢が伴うものだ。


④努力した者が報われる。

    能力のある者が報われる。


⑤二度とない今を大切にしたい。


上三角二極化・多様化が見られた価値観


コミュニティの仕組みを変えるための

   行動を起こすかどうか


①他人が幸せか否かに関心が

   あるかないか


③地元志向かどうか


③会社の規模


Z世代の特徴は「どちらともいえない」

という中間回答の減少。

→全く違う志向をもった者が同世代に

混在している。


上世代とZ世代の本質的な違いは、

環境が変わったことにより

行動・経験が変わったことに起因。

近年、「若者が変わった」以上に、

「職場が変わった」。


第2章 「ゆるい職場」と若手の不安

―若者を取り巻く変化を理解できているか―


職場が変わったのは、

職場運営に係る法律が改正されたため。


 2015年 若者雇用促進法

(採用活動の際に自社の残業時間平均や

 有給休暇取得率、早期離職率などの

  公表を義務付け)


2019年 労働時間の上限規制が

              大企業を対象に施行


2020年 パワハラ防止法


→「ゆるい職場」は、現代の若手を

      取り巻く職場環境の変化の全体像


下三角離職希望者が多いのは、

  「きつい職場」と「ゆるい職場」


もやもや会社に不満はないが、不安がある

     若者が増えている。

→OJTの機会が減り、

 『ながら』や『放置に』


下三角職場環境の変化により

「本業の仕事が人生に占める時間

  の割合が、過去の若手と比べて

  小さくなった」


第3章 若手は会社をこう見てる

―職場のでは聞けないZ世代の本音―


「若手が十分にそだっていないと

    感じるのかも」管理職は8割近く


第3章では、筆者が勉強会や講演会の

ワークショップなどで会った7人の

Z世代の会社員の本音を紹介。


管理職が新人、若手時代のときと

Z世代では、過ごしてきた環境の違いが

大きく、わかりあえなさを産んだに

過ぎない。


→上司―部下間に、新たな接点の

     可能性が浮上してきている。


後半は、新しい職場環境での

若手社員の育成が管理職世代にも

大きな影響を及ぼしていることが

書かれています目乙女のトキメキ


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