まともに生きていく資格


架空の散財系雑誌 スペンド! から

 

ペドロ編集長【非公式】

(↑編集長は存在をご存知です爆笑)

地方組 図書部の部長の

hirakaygomaです。


久しぶりに読んだフィクション



 

フィクションといっても、

社会に潜む闇を露にする作家の

作品を読むことが多いです。

(最近、桐野夏生さんが多いかも?)


今回、川上 未映子さんの

「黄色い家」のあらすじは、


貧しい未成年の少女が素性の知れない

中年女性と出会い、似たような境遇の

少女たちと共同生活を過ごすことになり、

生活するためにカード作業などの犯罪に

手を染めていく。


主人公の少女の


「どうやってまともな世界で

  まともに生きていく資格が

  得られるの?

 どうやったらそちら側の人間に

 なれるの?」


という心の叫びは、

胸に突き刺さります。


でも、この作品の中に、


どうしても、まともな世界で

まともに生きていくには、

何かが【欠落】していて、

その【欠落】をうめることが

できない人もいることも

描かれています。


600ページの大作ですが、

一気に読みました。


次に読み始めた本


アラレさんのブログで

見かけて、図書館で

借りてきました。


こちらはデータ満載で

読みごたえがありそうです。


📚️📚️📚️📚️📚️📚️📚️📚️📚️📚️📚️📚️📚️

pick報酬はすべて寄付します。



 


私のおすすめする一冊

 

 

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