「春風と白杖」 | ヒッキー☆ドルファーの            Music is Good Medicine !

ヒッキー☆ドルファーの            Music is Good Medicine !

シャンソン、オペラ、カンツォーネ、歌曲、ジャズなどを
聴き、歌い、ピアノを弾く。映画や舞台,ライブに足を運ぶ。
Jazzyに生きたい!
歌うように、この一回きりの人生という舞台を☆彡

昨日、電車に乗った。

 

乗った瞬間から、白杖を持たれている女性の方に気が付いた。

 

乗り換えの時に、声をかけるべきか、どうしたものか。

 

乗り換え駅にきて、電車をおりた彼女は、ちょっとおどおどした感じ?だったので、思い切って声をかけてみました。

 

「なにかお手伝いしましょうか」

 

「大変、ありがたいです」と、にっこり笑ってそう返事してくださった。

 

それから、次の乗り換えた電車の中でも、彼女はギターを持っていたので、音楽の話に花が咲いた。

 

わたしの近隣に住まわれている方だったので、次回、セッションにもご一緒にするお約束までしてしまった・笑。

 

また、彼女の乗り換えの駅に着いた。

 

わたしは、その電車に彼女を乗せて

「この方は、〇〇駅までいかれるので、どなたか

 よろしくお願いたします。」と声をかけたら

そこにいたご夫人が「わたしも○○駅までいきますので」と

声をあげてくださった。

 

なかなかそういったシーンで、わたし自身もお声がけするのを

ためらうことがあります。

 

お声がけしても

「大丈夫です」とおしゃられるお方もおられますが

ニュースで、目の不自由な方が駅のホームから転落して電車にひかれて死亡、なんていうことを目にするといたたまれなくなる自分がおります。

 

彼女を連れて、車内にのりましたら、すぐに近隣の方が

席を譲ってくださった。

 

周囲がなんとなく、あたたかい風に包まれたような

気も致しました。

 

やはり、あの時にお声がけをして、よかったと思い

わたしも目的地に向かったのでした。