昨日、電車に乗った。
乗った瞬間から、白杖を持たれている女性の方に気が付いた。
乗り換えの時に、声をかけるべきか、どうしたものか。
乗り換え駅にきて、電車をおりた彼女は、ちょっとおどおどした感じ?だったので、思い切って声をかけてみました。
「なにかお手伝いしましょうか」
「大変、ありがたいです」と、にっこり笑ってそう返事してくださった。
それから、次の乗り換えた電車の中でも、彼女はギターを持っていたので、音楽の話に花が咲いた。
わたしの近隣に住まわれている方だったので、次回、セッションにもご一緒にするお約束までしてしまった・笑。
また、彼女の乗り換えの駅に着いた。
わたしは、その電車に彼女を乗せて
「この方は、〇〇駅までいかれるので、どなたか
よろしくお願いたします。」と声をかけたら
そこにいたご夫人が「わたしも○○駅までいきますので」と
声をあげてくださった。
なかなかそういったシーンで、わたし自身もお声がけするのを
ためらうことがあります。
お声がけしても
「大丈夫です」とおしゃられるお方もおられますが
ニュースで、目の不自由な方が駅のホームから転落して電車にひかれて死亡、なんていうことを目にするといたたまれなくなる自分がおります。
彼女を連れて、車内にのりましたら、すぐに近隣の方が
席を譲ってくださった。
周囲がなんとなく、あたたかい風に包まれたような
気も致しました。
やはり、あの時にお声がけをして、よかったと思い
わたしも目的地に向かったのでした。