札幌市白石区にあった飲食店があった長屋作りの建物がありました。
今では 入るテナントも無く取り壊されてスタンドになっています。
道路を挟んでファミレスと結婚披露宴の会場を営んでるとこがありました。
それも同時期に営業を辞め 近くにファミレスだけで、披露宴のサービスは辞めて営業をしています。私の友人もここで結婚式を挙げました。
まず 飲食店の方に話しを戻します。
そこには4店舗位のスナックが入っていました。
この時付き合っていた彼女が、ススキノにあったスナックの支店としてopenしたお店で働く事になりました。
俺は、深夜 店が終わる前に度々迎えに行っていました。
たまぁ~にお店で飲むこともありました。
ある時、カウンターで飲んでいると・・・
入って左にカウンターがあり その奥にBOX席がありました。入口には大きなミラーが備え付けてありました。
カウンターに座り 入口近くのトイレに行くと、そのミラーに奥のBOX席が見えるように取り付けられていました。
店に入る時も奥まで見えていました。
ある時 店に入ると 奥のBOXに一人の客が角席に座っていました。
そのままカウンターで普通に飲んでいました。
度々店に入って飲んでいると またミラーに写る同じ客がいました。
常連なんだなと思いながら カウンターに座ってからは余りそちらの方は見ないようにしていました。
当時はよく 目があっただけで喧嘩になったり物騒な時代だったので、それは普通でした。
その常連客はいつも一人で居るんですが、近くにで飲んでる見知らぬ客に声をかけて無視されてるようでした。
そして最後は下を見ながら、いつの間にか帰ってるって感じでした。
ふと 気になることが・・・
カウンターに座ってて 支払いを済ませてるとこを見たことないなぁと思うようになりました。
そしてなんだか気になるようになりました。
トイレに行こうとすると ミラーに映ってる常連客が近くにいる客にまた声をかけているのが見えました。
トイレから戻りカウンターに座り何を話しかけてるのか耳をかたむけました。
常連客
「おい・・・ おい・・・ 見えねぇか?おい・・・ 見えねぇか? 帰れ・・・ 帰れ・・・」
何言ってんだって思いながら その日は彼女と帰りました。
また明くる日店に行くと いつも通りその常連客はいました。
その時あることに気付きました。
女の子付いてるとこ見たことねぇなぁ~
どうも気になっちゃってカウンターからチラチラミラーを覗くようにしてると彼女に
「どおしたの?」って言われました。
また彼女に
「もしかして あんた 見えてんの?」
一瞬にして事態がのみ込めた俺は小声で
「シィ~‼️なるほど そお言う事か」
彼女
「他の見えるってお客さんいて、あそこのテーブルは空けといた方が良いって言われて 予約席にしてるの」
見て見ると テーブルに置いてあったのはチャーム乗せてる皿だと思っていたものが予約席のプレートだった。
続く・・・