七夕翌日の今日の夕方、当地ブリュッセルの在ベルギー日本大使館内の広報文化センターにて、落語イベントがありました。

 

 

一ヶ月ほど前にSNS上で案内を発見し、早速Yvesと二人分の席を予約していました。

 

今晩登場の噺家は春風春昇羊。『笑点』の司会者でお馴染みの春風亭昇太師匠のお弟子さんになります。
 

冒頭、大使館員の方々や今回のイベントを共催したゲント大学の教授によるご挨拶の後で、春風春昇羊登場。

 

フランス語、オランダ語混じりの挨拶に続き、日本語、英語チャンポンで自己紹介。その後、落語にまつわる概要を歴史を交えて説明(日本語で、英語字幕)。例えば、400年前に誕生したから着物をまとって噺すんだというような。

 

 

アメリカで人気の”スタンダップ”コメディと対比させて、”シットダウン”コメディと紹介された時は、なるほど!って膝を打ちました。

 

右手に扇子と左手に手ぬぐいのみを使って、さまざまな表現をするという説明がなされた後で特別に設られた高座に上がる昇羊さん。扇子は舟漕ぎ、箸、刀、杖、手ぬぐいのほうは辞書、漫画や器に例えて、体の動きや顔の表情を変えながら、あらゆるシーンに対応できることが実演されたのでした。

 

聴衆の多くが日本へ行ったことがあると確認した上で、麺をすする音を変えることで、蕎麦とうどんとを表現し分けることも示されました。

 

 

ここでネタに行くのかと思いきや、会場から参加者を募って、落語的そばをすする体験コーナーが。

 

日本人の方を含む4名が挑戦したのですが、昇羊さんによるベタな演出を交えた即興劇が展開も。

 

 

 

次にヨーロッパ人にも理解しやすい、西洋絵画を題材にしたショート落語を披露。見事に完璧なオチがついて、大爆笑を誘っていました。

そして、いよいよ伝統の演目「ちりとてちん」の噺が始まります。背後のスクリーンに英語字幕が出るのですが、同じセリフが印刷されたものが配布されていて、Yvesはそちらに事前に目を通していたのでした。

 

僕のほうも同名の朝ドラでその名前は知っていたものの、どんな落語かは知らずに、今回初めて聴く機会となりました。


間の取り方も絶妙で、表情豊かな顔つきに豊かな声色で小気味のよい噺ぶり。客席からは所々で笑いがこぼれます。

 















最後は見事にオチが決まり、客席は爆笑に包まれたのでした。

 

続く質問コーナーではたくさんの質問が出て、日本人の僕でも初めて知ることもあって、なかなか興味深かったです。

 

 

最後は来場者が昇羊さんを取り囲むようにしての記念撮影でお開きに。

 

© Embassy of Japan in Belgium の X ツイートより

 

 

ベルギーで落語を聴いたのは、2016年の春風亭一之輔&立川こはる(現・小春志)コンビがやって来たゲント公演以来。

 

僕は日本では寄席に行った経験がないのですが、これまで出会ったゲイで落語好きで寄席通いしている人も何人かいましたね。昇羊さん男前なんで、女性だけでなく、ゲイの人気もかなり高そうです。

 

Yvesも大いに楽しんだ様子で、Netflix で『タイガー&ドラゴン』を今度一緒に観てみようかな、と思った次第です。

 

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